アンドパッドが研究開発組織「ANDPAD ZERO」を始動、慶應義塾大学SFC研究所と共同研究を開始
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドは、新規事業研究開発組織である「ANDPAD ZERO」を立ち上げた。
上記の一環として、慶應義塾大学SFC研究所の小林博人研究室と共同研究を開始。同研究では、アンドパッドが施主の立場となり、実際に住宅を建築する過程を通じて、開発中のANDPADプロダクトの実証研究を行う。
ANDPAD ZERO(アンドパッド・ゼロ)とは
ANDPAD ZEROは、「BIM(Building Information Modeling)」、「データ解析」、「IoT(Internet of Things)」をキーワードに、リサーチ、投資、アライアンスなどを通じて事業やプロダクトを開発し、0→1、1→10の実現を目的とした組織。
ANDPAD ZERO設立の背景
アンドパッドは、現場の効率化から経営改善まで一元管理することができるクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の提供を開始してから4年以上が経過し、シェアNo1サービスとなった。
建設・建築会社及び周辺産業の会社やテクノロジー企業から、施工現場のコミュニケーションアプリのアセットをベースとした共同開発の相談・要望が増えているという。そのような顧客・パートナーと共に、中長期の目線でプロダクトを共同研究・開発していくチームが必要となり、ANDPAD ZEROの設立に至った。
共同研究開始の目的
顧客と同じ目線にたち、より深い知見を得るとともに、開発した新たなANDPADプロダクトの価値を検証し実証実験する場として、共同研究パートナーとともに「家を建てる」ことを検討。
また、まだまだ住宅では事例が少ないBIMを活用した設計・製造・施工アプローチについても、慶應義塾大学SFC研究所と共同で最先端のアプローチを実現する。これにより中長期的なプロダクトの価値に関わる検証も行うという。
同件に限らず、今後も様々な企業や大学と共同研究を行なっていく予定。
共同研究パートナー
・BIM設計:慶應義塾大学SFC研究所 小林博人研究室
・製造・施工:株式会社長谷川萬治商店、株式会社長谷萬
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