
ヘルステックスタートアップ・FiTが京都銀行、メガバンク等より15億円資金調達
ITを活用したヘルステック事業を展開する株式会社FiTは、メイン事業であるLifeFitのさらなる成長に向けて、京都銀行をはじめとする関西金融機関、メガバンク等より、総額15億円(融資枠含む)の資金調達を実施した。
今回調達した資金は、「2025年中の直営ドミナント出店」と「全国規模でのフランチャイズ(FC)店舗拡大」という成長戦略を実現するためのもの。特に、創業の地である関西エリアは引き続き、東北・関東・東海・九州・沖縄エリアへの直営出店を強化し、全国各地でのLifeFitブランドの浸透を加速させていく。
資金調達の背景と目的
FiTは創業以来、直営・FCの両輪で事業を拡大してきた。2024年には京都銀行をはじめとする金融機関より直営店の出店融資枠、複数行より運転資金枠を確保し、着実に店舗数と収益実績を伸ばしてきた。
そして今年、これまでのLifeFit既存店舗の収益実績、成長可能性、FiT社への財務基盤等が評価され、好条件での資金調達を実現。これまで同社が積み重ねてきた実績が、今回の資金調達の大きな後押しとなった。
資金の使途と今後の展望
今回調達した資金は、主に以下の用途に充てる予定。
●2025年直営店のドミナント出店(東北・東海・九州・沖縄エリアへの新規直営出店)
…新たなエリアへの進出を通じて、より多くの地域でFiTのサービスを提供。具体的には、関東15店舗/関西10店舗/東海10店舗/沖縄9店舗/東北8店舗/九州7店舗を予定している。
●全国規模でのフランチャイズ(FC)店舗拡大
…地場に根ざした有力企業であるフランチャイジーと共に、更なる理念浸透・成長集客戦略の実現を図り、フランチャイズ店の出店を加速させる。
●既存店舗のサービス品質向上・運営体制強化
…既存店の収益性向上や顧客満足度向上のため、店舗運営体制の強化やサービスのブラッシュアップにも投資。
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(TOMORUBA編集部)