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世界トップアクセラと連携する「GSAP」第2弾で50社採択 全5コースが本格始動

世界トップアクセラと連携する「GSAP」第2弾で50社採択 全5コースが本格始動

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日本貿易振興機構(ジェトロ)は、内閣府と連携し、日本のスタートアップ企業の海外展開を後押しする「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」を2025年6月18日から開始した。このたび第2弾として、新たに全国から50社のスタートアップを採択。すでに選出済みの29社と合わせ、全79社が世界市場を見据えた成長支援を受けることになる。

プログラムは最長6カ月、ハイブリッド形式で実施

GSAPは2021年に始動し、これまでに累計500社以上の日本発スタートアップをサポートしてきた。過去参加企業の中には、北米やアジアでの資金調達、販路開拓、現地法人設立、大手企業との提携などを実現した事例も多い。ジェトロは今回の拡充により、「グローバル展開を目指す企業の成長基盤をさらに強化する」としている。各コースは3〜6カ月間、オンラインと米国現地での活動を組み合わせたハイブリッド形式で実施される。講義やワークショップに加え、1on1メンタリングやネットワーキング、投資家・海外企業向けのデモデイなどを通じ、海外市場進出の実践力を磨く。

今回発表された採択企業リストには、今回の50社と第一弾の29社を合わせた全79社が掲載されている。ジェトロは今後も、世界のエコシステムとつながる機会を提供し、日本発スタートアップのグローバルな事業展開を後押ししていく。

世界有数のアクセラレーターと連携した5コース

2025年度のGSAPは、分野別に5コースを設置。それぞれ世界トップクラスのアクセラレーターと連携し、専門性の高い支援を提供する。

  • Enterprise BtoBコース(Alchemist X)

米国発のBtoBスタートアップ特化型アクセラレーター。累計14億ドル以上の資金調達実績を持ち、今回は「米国市場理解」フェーズの参加者を採択。

  • AIコース(StartX)

スタンフォード大学発の名門アクセラレーター。ユニコーン企業18社を輩出し、採択率は10%以下。日本向けに特別プログラムを提供。

  • DeepTechコース(Berkeley Skydeck)

カリフォルニア大学バークレー校発。約800名のメンターが在籍し、大学発技術やバイオ領域に強みを持つ。

  • Sustainabilityコース(Third Derivative、New Energy Nexus)

気候変動対策やCO2削減をテーマに、世界15カ国のネットワークを活用。Japan Energy Fund Venturesも協力。

  • ManufacturingTech&HardTechコース(industry4.0)

米国中部のLEAN ROCKET LABとCENTREPOLIS Acceleratorが運営。大手製造業や投資家との強力なネットワークを有する。

今回の採択企業にはAIやDeepTech、製造業向け技術など、最先端分野で事業を展開する企業が多数含まれる。各社はオンラインと米国現地でのプログラムを通じ、海外市場理解や事業検証、投資家・パートナー開拓など、実践的な支援を受ける。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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コメント1件

  • 木元貴章

    木元貴章

    • 有限会社Sorgfalt
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