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セーフィー、警備領域に特化した新会社「セーフィーセキュリティ株式会社」を設立 セントラル警備保障との資本業務提携も発表

セーフィー、警備領域に特化した新会社「セーフィーセキュリティ株式会社」を設立 セントラル警備保障との資本業務提携も発表

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クラウド録画サービスシェアNo.1(*1)のセーフィー株式会社は、警備・防犯領域に特化した新会社「セーフィーセキュリティ株式会社」(以下「セーフィーセキュリティ」)を設立した。あわせて同社は、セントラル警備保障株式会社との資本業務提携を締結し、遠隔警備・みまもり領域の事業展開を本格化する。

求められるのは“現場に人がいなくても守れる警備”

高齢化、労働人口減少、24時間営業店舗の増加など、社会は急速に変化している。その中で、従来の警備モデルでは対応が困難な現場課題が顕在化している。

  • 無人フィットネスジム: 深夜帯のトラブルや事故対応が課題

  • 建設現場: 金属盗難・不法侵入による工期遅延

  • 太陽光発電所: 銅線盗難や設備破壊による事業継続リスク

セーフィーセキュリティは、こうした領域に対し「映像×AI×遠隔対応」を組み合わせた次世代警備モデルを提供する。

実証実験で確認された効果──侵入検知から声掛け撃退まで

25年の設立以降、同社は全国15か所以上で実証実験を実施。以下のような効果が確認された。

  • 太陽光発電所: 不審行動検知→警戒強化→被害抑止

  • 建設現場: AI検知→遠隔声掛け→侵入者退去

  • 無人店舗: 行動分析による事故リスクの早期発見

遠隔監視から即時声掛け、必要時には駆け付け対応まで──AIと人の力を組み合わせた運用が高い効果を示している。

セントラル警備保障との共創で目指す“次の警備標準”

セントラル警備保障の代表取締役社長 市川東太郎氏は、今回の提携について「人と技術が最適に融合した新しい警備価値の創出をともに目指す。今回の連携は、警備にとどまらない安心の社会基盤づくりにつながる。」と述べた。

セーフィーセキュリティは遠隔警備を中心に、今後は非警備領域にも連携領域を拡大。法人向けから個人、そして海外市場へと展開する構想を掲げる。

(*1):テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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  • 村松豊文

    村松豊文

    • フリーランス
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