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気候テックのスタートアップ・アスエネ、シリーズCで累計101億円の資金調達

気候テックのスタートアップ・アスエネ、シリーズCで累計101億円の資金調達

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クライメートテック(気候テック)のコンパウンドスタートアップであるアスエネ株式会社は、シリーズCラウンドの1stクローズとして、三井住友銀行、SBIインベストメント、スパークス・アセット・マネジメントが運営する未来創生3号ファンドをリード投資家として、国内・海外の投資家・既存株主の計17社を引受先とした第三者割当増資などを行い、42億円の資金調達を実行する。今後の2ndクローズを合わせて50億円の調達を予定。シリーズCまでの投融資における同社の累計資金調達額は101億円になる。

事業進捗と達成

アスエネは、クライメートテック領域で脱炭素・ESGのマルチプロダクトを展開している。CO2見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」は、シリーズB資金調達時と比較して、受注MRRベースで30倍に急成長、顧客導入社数(※)国内No.1で6,000社を突破、提携企業数は140社を超えている。ESG評価クラウド「ASUENE ESG」は、被評価企業数が約10,000社を越え、多くの企業のESG経営を推進。また、SBIホールディングスとの合弁会社「Carbon EX」を設立と、カーボンクレジット取引所のサービスをローンチし、プラットフォームの登録社数は1,000社以上となっている。

事業拡大に伴い、メンバー数は5倍の250名に増加。日本だけではなく、シンガポールにASUENE APAC、アメリカにASUENE USAを設立、海外顧客も数十社獲得、海外パートナーも数十社と業務提携、フィリピンにグローバル開発センターを構えて現地エンジニアを多数採用するなど、グローバルでビジネスを成長させている。

資金調達の目的・今後の展望

今回の資金調達の目的は、以下のとおり。今後No.1のClimate Tech企業を目指していく。

①積極的な最良人材の採用(営業、マーケ、開発、新規事業開発、M&A、ほか))

②製造業などの大企業との出資提携による営業・マーケティングの拡大

③生成AI・LLMへの技術投資・開発部隊の拡大

④M&Aによる非連続な成長の追求

⑤アジア・アメリカなどのグローバル展開の強化など

⑥さらなる新事業の展開

※国内導入数No.1:調査対象(CO2排出量見える化サービス、調査内容:調査対象各社のCO2の排出量見える化サービスについて累計導入社数を調査、調査方法:ヒアリング調査、調査対象時点:2023年7月末時点、調査実施:株式会社東京商工リサーチ)

関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部) 

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