家族信託の「おやとこ」などを提供するトリニティ・テクノロジーがシリーズBで18.1億円を調達
家族信託の「おやとこ」、おひとりさま高齢者のサポート「おひさぽ」などを提供するトリニティ・テクノロジーは、第三者割当増資ならびに金融機関からの融資により、シリーズBラウンドにて総額18.1億円の資金調達を既存投資家を含め23社から実施。同調達により、累計調達額は約26億円となった。今回の資金調達はSBIインベストメントをリード投資家とし、ジャフコグループ、GMO VenturePartners、三菱UFJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズがシリーズAラウンドに続いて参加した他、新たにきらぼしキャピタル、住友生命、JFR MIRAI CREATORS Fund、七十七キャピタル、いわぎん未来投資、オリックス銀行、静岡キャピタル、ほくほくキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、ココナラスキルパートナーズ、カツリョクファンド、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、山梨中銀経営コンサルティングの計18社が参加した。また同時に、横浜銀行、静岡銀行、東日本銀行、商工中金、りそな銀行からベンチャーデット・デットファイナンスを行った。
資金調達の背景
同社は司法書士法人等の士業グループとして事業展開し、2020年にカーブアウトする形で生まれたフィンテック/エイジテック領域のスタートアップであり、東京・大阪・福岡・名古屋・仙台・横浜・水戸の全国7拠点を有する。
「人×テクノロジーの力で”ずっと安心”の世界をつくる」をミッションに掲げ、法律系士業グループとして10年以上蓄積した財産領域の専門知識にテクノロジーを掛け合わせた前例のないサービスを開発し、高齢社会の課題解決に注力している。
▲上写真:トリニティ・テクノロジーの沿革
家族信託の「おやとこ」は年間数千件の問い合わせを受けるなど、家族信託契約件数No.1のサービスとして急成長している。締結済み契約資産額はシリーズA資金調達時から18.5倍にまで増加した。
▲上写真:家族信託 契約件数No.1の「おやとこ」
現在、18の金融機関を含む、700社超の提携事業者とのアライアンスにより「おやとこ」「おひさぽ」等のサービスを全国に展開し、同時にオンライン上の取り組みとして、ネット銀行やネット証券等との協業を進めている。このようなサービスの展開を通じて、個人の財産管理プラットフォームを構築し、超高齢社会である日本において欠かせないインフラとなるべく邁進していく。
▲上写真:全国7拠点・700社超のアライアンス先と事業展開
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