習慣化プラットフォームSmart Habitを運営するWizWe、明治安田未来共創ファンドより資金調達
今回、習慣化プラットフォームSmart Habitを開発・運営する株式会社WizWeは、明治安田未来共創投資事業有限責任組合(以下、「明治安田未来共創ファンド」)を引受先とする、第三者割当増資による資金調達を実施した。
明治安田未来共創ファンドは、明治安田生命保険相互会社とグローバル・ブレイン株式会社が、新たな価値創造に向けた取り組みの一環として、生命保険事業を通じて多様な価値をユーザーに提供するために共同で設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンドである。
WizWeは、明治安田未来共創ファンドからの出資を通じて、明治安田生命と協業し、保険と未病予防のための行動の習慣化を連動させた、新しい価値創造に取り組んでいくという。
予防領域の科学と生活習慣が連動したヘルスケアソリューションの構築
日本の少子高齢化の急速な進展に伴い、医療介護費が増加している。現状のままでは、2040年には100兆円を超えると予測されている。しかし、病気の発症前段階でリスクを察知し、日々の生活習慣を変容することができれば、未病予防が実現し、社会課題の解決につながると同社は考えている。
WizWeは、今回の出資受け入れを契機に、明治安田生命と共に健康増進に向けた行動変容の習慣化に取り組んでいく。そして、同社のサービスと習慣化を組み合わせることで、新しいサービスやプログラムを共同開発し、日常生活における様々な行動変容と健康寿命の延伸に貢献していくという。
習慣化プラットフォーム「Smart Habit」とは
リアルなサポーターの伴走と自動化されたプログラムを組み合わせ、低価格で行動習慣を実現するサービスである。2018年のサービス開始以来、ユーザー数は順調に推移し、現在では累計3万人のお客様サポートを実現している。 語学など教育分野の学習習慣化で多くの大手企業に導入され、学習完了率80%以上の実績を上げている。2021年からは、ユーザーのチャーン防止・LTV向上を支援するサブスク事業者様向けサービス「Smart Habit LTV」や、ヘルスケア業界の習慣化をサポートする「Smart Habit Healthcare」をローンチし、フィットネスおよびヘルスケア領域にサービスを拡大している。
WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」をさらに進化させ、習慣化サポーター(=人)による日々の伴走コミュニケーションを通じて、様々な社会インフラやサービスを下支えしていく。地域社会の皆様と各種インフラ(モビリティ、郵便局、学校、病院)やサービス(保険、各種健康診断、認知症やフレイル予防エクササイズ、アプリ)が円滑に繋がる触媒となり、同時に習慣化も支援することで、日々の健康増進活動が自然に楽しみながら継続されていく社会の実現を目指す。
また、人生100年時代に向けた超高齢化社会において、健康寿命の増進とヘルスケア領域の課題解決に取り組み、将来的には課題先進国である日本のソリューション開発を世界へ展開するという。
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