Agnavi×JR東日本スタートアップ | 地域資源を活用した日本酒の価値向上および沿線地域の活性化を目指し資本業務提携
日本酒缶ブランド「ICHI-GO-CANⓇ」「CanpaiⓇ」を運営する株式会社Agnaviは、今回、JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社を引受先とするS種優先株式の新株発行による第三者割当増資による資金調達を実施した。さらに、地域資源を活用した日本酒の価値向上および沿線地域の活性化にむけた資本業務提携に合意した。
資⾦調達の背景
同社では、全国から厳選した日本酒ブランド「ICHI-GO-CAN®」と「CANPAI」を展開している。全国の地酒を取りまとめて販売し、蔵の大小に依存しない地方の酒蔵の魅力を発信することで、日本酒の消費拡大を目指しているという。全国70蔵元以上の日本酒を取り扱っている。
JR東日本スタートアップ株式会社とは、同社が運営する昨年度の「未来変革パートナーシッププログラム」の採択以後、協業を進めてきた。2023年2月よりJR東日本高崎支社が保有し、上越線や信越線で運行されるSL D51 498およびC61 20をデザインした日本酒缶ブランド「ICHI-GO-CAN®」の開発及び販売を開始している。
同調達を通じて、JR東日本グループが保有する鉄道IPおよびその販路を活用した商品開発と展開を行う。そして、地域の地酒を知ってもらうことを通じた、沿線地域の魅力発信や地域の活性化を図っていくという。
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