JR東日本スタートアップ×VILLAGE INC.| 無人駅の活用による地域活性化の取り組み強化に向け資本業務提携
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社と、地域資産を活用した新たなローカルビジネスを手がける株式会社VILLAGE INC.は、JR東日本グループの持つ遊休資産を活用した新たなツーリズム開発とワークスタイルの創出の実現に向け、資本業務提携することに合意した。
無人駅の活用による地域活性化の取り組み
JR東日本グループでは、利用者の多様なニーズに合わせたサービスを提供し、駅や駅周辺の魅力と価値の向上に取り組んでいる。一方で VILLAGE INC.は、陸の孤島にある船でしか行けない1日1組限定のプライベートキャンプ場や地方型シェアサテライトオフィスの運営など、秘境僻地での非日常体験のサービスの提供と新しいワークスタイルの構築を実現しているスタートアップだ。
今年の2月から3月にかけて両者は合同で、上越線土合駅を活用した地域活性化実証実験「無人駅グランピング」を実施し、利用者から高い評価を得た。このことから、無人駅の活用に高いニーズがあることを確認できたため、本格的な事業化に向け資本業務提携に至ったという。
今後はこの連携を通じて、無人駅などの遊休資産を活用した新たなツーリズム開発とワークスタイルの創出に向けたサービスを生み出していく予定だという。
<株式会社VILLAGE INCとは>
VILLAGE INC.は、“Living & Learning with Nature“「自然の恩恵を活かした空間と忘れかけていた非日常体験をもって、人々に感動の時を提供する」をミッションに、地域資産を活かしたサービス「VILLAGE」の提供と新しいワークスタイルの構築に取り組む企業だ。
2012年の創業以来、「#何もないけど何でもある」を合言葉に、一見無価値とされていた地域の遊休資産に新たな命を吹き込み、1日1組限定船でしか行けないキャンプ場の運営など、非日常体験のサービス「VILLAGE」を展開している。
<JR東日本スタートアップ株式会社とは>
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(TOMORUBA編集部)