Qrio×エフティグループ | ビジネス向けスマートロック入退室管理システム「カギカン」における業務提携を開始
ソニーグループのIoT企業として、スマートロックを独自開発・販売するQrio株式会社は、株式会社エフティグループと提携し、ビジネス向けスマートロック入退室管理システム「カギカン」サービスの提供を通じ、全国の法人企業(オフィス、店舗、小売店、マンション、ホテル、商業施設、金融機関など)のカギの管理や入退室管理のオペレーションのデジタル化サービスの提供を加速していくことを発表した。
「カギカン」について
カギカンは、工事不要の後付型スマートロック「Qrio Lock」を利用して、クラウドから利用者へのカギ発行や入退室履歴の確認、複数の機器の稼働状態を一元管理できる法人向けサービスだ。
スマホアプリや交通系などのICカードでカギの解施錠が可能になり、PINコードを使用したワンタイムパスの発行など、利用シーンに応じた合カギのシェアが可能で、オフィスや店舗だけでなく、レンタルスペースや民泊、遠隔地の倉庫管理や教育機関など多様なシーンで幅広く活用されている。
リリース以降、昨今の企業のテレワークの推進やシェアリングビジネスの普及に伴うカギの管理ニーズや、サブスクリプションサービスの普及に伴う入退室管理ニーズなどの増加を背景に、毎年150%以上の成長を続けており、従業員数50人以下の中小規模の事業所を持つ法人を中心にシリーズ累計で600社以上に導入されている。
エフティグループとの業務提携の背景
日本全国300万法人には複数の入退室する扉があり、うちサービス事業者が120万社ある。スマートロック市場規模と市場成長性(CAGR:年間平均成長率12.9%)は今後大きく伸長する予測がされている。
また、カギカンの顧客の約8割が東京に集中している傾向があり、エフティグループ株式会社との提携により、全国的にまだスマートロックの普及していない多数の法人に対して、Qrio Lockを活用したドアやカギにまつわる課題のデジタル化支援の推進を加速させていきたい考えだ。
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