
JR東日本×favy×ビットキー、Suicaデータとスマートロックの入退室データを組み合わせた次世代の施設運営モデルの実証実験を実施
株式会社ビットキーは、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)と、OMOマーケティングを推進する株式会社favyが、『アドホック新宿ビル』の4階・5階に展開するシェアオフィス&フードホールにて、6月18日より開始する新しい商業施設のOMOマーケティング手法の実証実験に参加する。同取り組みは、JR東日本が保有する駅やビルでのSuicaタッチデータを活用した『タッチトリガー』と、スマートロックから取得できる入退室データを組み合わせ、デジタルとリアルを融合した施設運営モデルに挑戦するものとなる。
取り組みの内容
JR東日本が提供する『タッチトリガー』と、ビットキーのスマートロックから取得した入退室履歴をリアルタイムにデータ連携。これによりユーザーの施設利用を正確に把握し、「来店可能性の高いユーザー層への効果的なアプローチ」「施設内行動パターンの分析による再来店促進」「リアルタイム割引クーポン配信」などを実現する。ビットキーは、favyが運営するシェアオフィス✕シェア型フードホール」(アドホック新宿ビル 4階・5階)にスマートロックを始めとする、コネクトプラットフォーム「workhub」を提供。オフィスの出入り口や会議室等の施錠・利用ログは「workhub Cloud」を通じてタッチトリガーに連携することで、駅改札のタッチデータと同様に入退室履歴を活用できる仕組みを構築した。

タッチトリガーについて
「タッチトリガー」は、JR東日本の改札機を利用するユーザーによる、Suicaタッチのデータをリアルタイムに活用できるサービス。2023年から導入された「センターサーバー方式」の新しいSuicaシステムにより、駅の改札口でのSuicaタッチをリアルタイムで検知している。類回発行枚数1億枚を超えるSuicaの移動履歴や行動パターンを網羅しており、山手線内だけでも平日1日あたり約670万回発生するSuicaタッチデータを活用可能。
今後について
ビットキーは、本取り組みを皮切りに、favyのOMOマーケティング手法とビットキーのコネクトプラットフォーム「workhub」を連携させた、オフィスを構える事業者向けのサービス提供を検討していく。
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(TOMORUBA編集部)