創薬スタートアップ・イーダーム、シリーズAラウンドで総額4.6億円の資金調達を実施ーー幹細胞保護・再生技術を基盤にした創薬を加速
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創薬ベンチャーの株式会社イーダームは、シリーズAラウンドにおいて、UntroD Capital Japan株式会社、ANRI、ロート製薬株式会社、中内啓光スタンフォード大学教授を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額4.6億円の資金調達を完了した。これにより、同社の累計調達額は5.1億円となった。
株式会社イーダームについて
同社は 西村栄美教授(東京大学医科学研究所 老化再生生物学分野)による組織幹細胞の老化・再生メカニズムに関する最先端研究を基盤に設立された創薬スタートアップ。
従来の細胞治療とは一線を画し、低分子化合物によって生体内の上皮幹細胞の保護・再生を促す革新的技術を基盤としている。独自のスクリーニング系から複数の有望な化合物を同定し、国内外で関連特許を取得済。イーダームは現在、脱毛症、皮膚潰瘍といった「日常的でありながら、有効な治療法が存在しない再生不全疾患」の解明と克服に着手。非臨床段階での有効性検証（POC）を経て、製剤化および製造プロセス（CMC）開発へとステージを進めている。“幹細胞を守り、再生を促す”という新しい戦略により、誰もが健やかに生きる健康長寿社会の実現を目指している。
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（TOMORUBA編集部）
