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CBD等の新素材の製剤研究・商品製造を手掛けるウェルファーマ、シリーズAにて合計約1.5億円の資金調達を実施

CBD等の新素材の製剤研究・商品製造を手掛けるウェルファーマ、シリーズAにて合計約1.5億円の資金調達を実施

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株式会社ウェルファーマ(旧商号:(株)ビューティ・ニュートリション)は、シリーズAラウンドとして、2022年5月9日までに事業会社やVC3社を引受先とする第三者割当増資により、約1.5億円の資金調達を実施した。

シリーズA 投資家一覧

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(リード)

株式会社MTG Ventures

他一社(非公開)

シードラウンドでの、高橋祥子氏(株式会社ジーンクエスト代表取締役)ら8名の既存投資家に加え、医療・ヘルスケア・美容などの領域に見識の深い投資家が株主として参画している。

株式会社ウェルファーマについて

株式会社ビューティ・ニュートリションとして2018年5月に設立。体内の特定の受容体に特異的に結合する物質である「リガンド」に着目し、新素材の研究と商用化に取り組むスタートアップとして、2020年からはCBD(カンナビジオール)の原料輸入販売・CBD製品のOEM受託事業を開始した。これまで50以上のブランド、200以上のCBD製品の企画・製造に寄与。事業領域の拡大に伴い、2022年3月末に社名を株式会社ウェルファーマに変更。同時期に本社ならびに製造所を移転した。

同社が解決する社会課題

超高齢化社会に突入した日本では、「健康長寿」が医学会における一大関心テーマとなり、社会的にも予防医療に対するニーズが高まっている。また今日では、常時ネット接続型や在宅時間の増大などのライフスタイル変化に伴って、自律神経の乱れが起因する睡眠障害や慢性的なストレスによる精神疾患に悩む人が増加している。

一方で、根拠のないサプリメントや化粧品などの製品トラブルが増えていることへの対応として、薬機法などの法規制が厳格化する構造が生じている。

同社は、「エビデンスベースドのウェルネスケアソリューションを通じて、 人々のコンディションの不満を解消し、 生涯健康満足度と幸福度の最大化に貢献する」というミッションを掲げ、CBDをはじめとしたリガンド成分に注目しながら、人々のウェルネスニーズに対して有用な製剤研究・臨床研究・製品の企画製造などに取り組んでいる。

 

資金調達後の今後の展望

世界のCBDの市場規模は2020年時点で2兆円を上回っているとされているが、日本国内のCBD市場規模は、2019年40億円→2020年110億円→2021年230億円ほどで、世界から見ればまだ黎明期にあたる。直近では、国内の大手ECモールがCBD商品の取り扱いを開始する動きもあり、CBD市場が一層拡大することが期待されている。

同社も人々の新たなウェルネスニーズを満たし、CBD市場の健全な成長に貢献すべく、今回の資金調達を通じて以下のテーマに取り組みを加速させていくという。

■CBDナノ製剤の研究開発と商用化

従来のCBDと比較して吸収効率を数倍~数十倍に高めたCBD製剤の研究開発に成功しており、今後これを量産し市場へ流通の実施。

■製造インフラの強化

増加しているOEM案件への対応、また成長している自社ブランド商品への需要に対応すべく、自社の製造インフラへの追加投資の実施。

■自社商品の販促強化

医療機関をはじめ、既に470店舗以上での取り扱いが拡大しているBicleブランドの販促強化。

■新ブランドのローンチとマーケティング

ペット向け、フェムテック、喫煙市場の代替分野において、新ブランドの商品リリースと販促の促進。

■採用ならびにコーポレート機能の強化

事業の拡大に対応すべく、優秀な人材の採用とガバナンスの強化。

関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部) 

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