メタバースクリエイティブスタジオ事業を手掛けるambr、シリーズAにて10.2億円の資金調達を実施
メタバースクリエイティブスタジオ事業を手掛ける株式会社ambr https://ambr.co.jp/ は、株式会社電通グループ、SBIインベストメント株式会社、株式会社インテージホールディングス、東急不動産ホールディングス株式会社が出資するCVCファンド、ANRI株式会社の5社を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額10.2億円の資金調達を完了した。今回調達した資金を活用し、新たにメタバースプラットフォームの開発に取り組むという。
資金調達の背景
”The World Is a Playground. たのしめる世界を実現する。”
ambrは、このミッションに向けて、創業からVR領域に特化した事業に取り組み続けてきた。
2018年には、『仮想世界ambr』をリリースし、新しいVRSNSの創造を目指した。2020年には、『仮想世界ambr』のシステムを活用したメタバース基盤プロダクト『xambr(クロスアンバー)』を開発。同時に、仮想空間におけるユーザー体験の設計力を強みとしたとしたメタバースクリエイティブスタジオ事業を開始し、『TOKYO GAME SHOW VR 2021』『Magic: The Gathering Virtual Art Exhibition』など、世界的に愛されている作品と共に、新しいバーチャル体験の創造に取り組んできた。
一方で、ambrの目指す世界を実現する為には、より一層進化した体験を、世界中の人々に届けていく必要がある。
そのために、今回調達した資金を活用し、新たなメタバースプラットフォームの構築に取り組む。
また、各種ポジションにおいて採用を一層強化する。
代表取締役CEO ⻄村 拓也氏からのコメント
ambrは今、自信を持って、世界有数の強力なバーチャル体験を創造できる会社になったと思っています。
しかし、このambrのチームであれば、もっともっと進化したバーチャル体験を創造し、世界中の人々に届けることができると確信しています。
今回ご出資いただいた資金を活用し、誰かの胸に刺さるような、新しいバーチャル体験と、そのためのプラットフォームを構築していきます。
私たちのつくる仮想空間に、ぜひ遊びにきてください。
出資者からのコメント(一部・五十音順)
■ANRI株式会社 Principal 中路 隼輔氏
3年ほど前に初回出資させていただいてから今回が3回目の出資となります!3回も出資を続けている理由は本当にambrが世界に面白いものを見せることができる会社・チームであることを信じているからです。最初にambrが開発した仮想世界に入ったときの感動はまだ覚えています。メタバース上の表現はまだ始まったばかりで、今後更に面白いものを世界に先駆けてambrチームは創ってくれると信じてます!期待してます!!
■SBIインベストメント株式会社 投資部マネージャー 橋詰 潤氏
圧倒的な没入感と生きたコミュニティにより、いずれバーチャル空間上での生活時間がリアル空間の生活時間を超える世界がやってくると考えております。企業/個人のWebサイトがそれぞれあるように、固有のメタバースが作られユーザーが思うままに行き交うマルチバースは来るべき未来の姿であり、ambrがその一翼を担っております。ユーザー体験に重きを置くambrであれば文化としてメタバースを普及させることができると強く信じております。全力でサポートして参ります。
■株式会社電通グループ 電通イノベーションイニシアティブ チーフ・ディレクター 小山 祐樹氏
ambrの皆さんとは昨年の出資以来、お互いの得意分野を掛け合わせた共創モデルで「TOKYO GAME SHOW VR 2021」など、新しい価値創りに挑戦して来ました。いつもエンドユーザーやコンテンツのことを第一に考える体験設計力、ユースケース創造力、そして、多くの方に活用頂けるメタバース構築技術基盤プロダクト「xambr」の開発力は素晴らしいと思います。メタバース・XR領域に注目が集まる昨今ですが、世界中の人々や社会に喜びや感動をもたらす本質的な価値創り、プロダクト創りに共に挑戦出来れば嬉しいです。
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