3次元風計測装置の開発・製造を手がけるメトロウェザー、シリーズAラウンドにて総額1.5億円を追加調達
メトロウェザー株式会社は、ドローンや空飛ぶクルマが安全・安心に運航・離発着するための必須情報である突風や乱気流をリアルタイムに可視化する3次元風計測装置(ドップラー・ライダー(注1))の開発・製造を行っている。
今回、シリーズAエクステンションラウンドとして、池田泉州キャピタル株式会社、岡三キャピタルパートナーズ株式会社、りそなキャピタル株式会社及び株式会社京信ソーシャルキャピタルの計4社がそれぞれ運営する投資事業組合を引受先とする第三者割当増資により、総額1.5億円の資金調達を実施。これにより、シリーズAの累計調達額は総額12億円となった。
本ラウンドの調達資金は、ドップラー・ライダーによる不審ドローン等の物体検知への応用を中心としたユースケース拡大に対応するための開発体制強化やドローン市場の先行拡大が見込まれる米国事業展開加速のための事業開発体制の拡充等に投資する予定。
風況のリアルタイム・3次元での把握・可視化に加え、不審ドローン等の物体検知への応用に対するニーズが急速に高まっており、ドローン前提社会における必須インフラとしての活用が期待されている。
また、この度の金融機関グループ各社からの資本参画を契機として、地域金融機関等との連携をより一層推進し、財務基盤の強化を目的とした融資等の金融支援はもとより、幅広い金融機関ネットワークを活用した協業推進により事業展開の加速を図っていくという。
(注1) ドップラー効果による周波数の変移を観測することで、風況を測定するライダー。
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