アジラ×日本ドローン機構 | ドローン映像と行動認識AIで「溺れる人」のリアルタイム検知に成功
防犯セキュリティ向けに映像解析サービスを提供する株式会社アジラは、日本ドローン機構株式会社と、海で「溺れる人」を行動認識AIでリアルタイム検知し、要救助者を救助する実証実験を実施した。
▲上写真:上空から溺れる人を検知
実証概要
日時:2021年10月26日 (火曜日)
場所:沖縄県北谷町、アラハビーチ
内容:入水中のエキストラに、水泳、水遊び、そして、様々なパターンで「溺れる行動(*海上保安庁の「溺れのサイン」を参考)」を適宜実施させ、ドローンから空撮。その映像からリアルタイムで「溺れる行動」のみを検知し、現場でのモニター表示と発報及び、クラウドを介してスマートフォンへ通知、救助に向かうまでの技術的・運用的実現可能性を調査。
結果:一連の流れを試行。実証は成功し、実用化に向けて、運用面・技術面の課題が明確化。
今後の展望
同社は日本ドローン機構株式会社と「ドローン × AI」のシナジー創出を目的とした業務提携契約を締結しており、今後も水難事故に関する技術提供をはじめ、様々な社会問題を解決していくという。
特許
今回の「溺れる人」検出アルゴリズム及び、離岸流の検知アルゴリズムは、同社が日本ドローン機構株式会社と共同で特許出願中。
※「アジラ」の名称・ロゴは、日本国およびその他各国において、「AsillaPose®」の名称・ロゴは、日本国において株式会社アジラの登録商標。
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標。
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