GMOコマース×トレタ | 飲食店DX支援で業務提携
GMOインターネットグループのGMOコマース株式会社と株式会社トレタは、飲食店におけるDXの普及を加速させることを目的に、業務提携を締結した。
同提携に基づく取り組みの第1弾として、2021年5月13日(木)より、飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ(R)」からの予約を入り口にLINEを使ったCRM(※1)が可能な「トレタ(R) LINE通知連携」(※2)を提供開始した。なお、飲食店予約におけるLINEを使ったCRMサービスの提供は「トレタ(R)LINE通知連携」が国内初となる。
今後は、「トレタ(R)」導入店を中心とした飲食店ネットワークに向けて、O2O支援事業を展開するGMOコマースの強みを活かした販促サービスを順次提供していく予定。
(※1)「Customer Relationship Management(顧客管理システム)」の略で、顧客との長期的な良好な関係を構築し継続していくための手法のこと。
(※2)「トレタ(R) LINE通知連携」は「トレタ(R)」のオプションサービス。別途利用料金が必要。
業務提携の背景
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や時短営業の要請を受け、飲食店の来店客数は大きく減少している。「トレタ(R)」を利用している飲食店のうち、このような状況の中でも安定した売り上げを維持できている店舗の多くは、常連客に向けてテイクアウト・デリバリーの案内や、営業時間の変更などをこまめに発信するなどの取り組みを行っているという。
このような背景から、コロナ禍において飲食店が少しでもファンや常連客を獲得し安定した集客を実現するためには、顧客とのコミュニケーションを創出することの重要性がますます高まっていると考え、GMOコマースとトレタは「トレタ(R) LINE通知連携」を提供するに至った。
GMOコマースは、実店舗やネットショップなど約3万店の集客をサポートしてきた実績とノウハウを活かし、システム開発と導入店舗へのサポートを行う。一方トレタは、同社が提供する「トレタ(R)」の導入飲食店約1万店を対象に利用店舗の拡大に取り組んでいく。両社は今回の「トレタ(R)LINE通知連携」の提供を皮切りに、今後さらに飲食店におけるDXを推進するべく、集客促進・利益拡大に貢献していくという。
「トレタ(R) LINE通知連携」について
「トレタ(R) LINE通知連携」は、「トレタ(R)」で飲食店の予約を行った顧客に対して、LINEを使ったCRMを展開することができるサービス。「トレタ(R)」に登録している顧客の電話番号とLINEの登録情報を紐づけるため、飲食店は顧客とLINEで友だちになっていなくても予約完了や前日確認などの各種通知メッセージを配信することが可能(※3)。
予約完了の通知メッセージ内のリンクから予約内容のキャンセルが行えるため、飲食店においては無断キャンセルの防止をはじめ、予約管理の手間の削減やミスの防止につながる。また、通知メッセージをきっかけに、友だち追加の促進やアンケート・クーポン配布も行えるため、マーケティング活用にも役立てられるという。
さらに、LINE公式アカウント店舗向けパートナーの最上位「ゴールドランク」企業として1万4,000件以上のアカウント保有実績を持つGMOコマースの「まるっとサポート!O2O LINE公式アカウント」(※4)を合わせて利用することにより、日々の運用の手間を削減して顧客との効果的なコミュニケーションが可能になる。
(※3)LINE株式会社の提供する「通知メッセージ」機能の利用に同意している顧客へのみ配信可能。
(※4)別途利用料金が必要。
サービス概要
名称:トレタ(R) LINE通知連携
主な機能:
・各種通知メッセージの配信(予約完了/変更/キャンセル)
・リマインドメッセージの配信
・予約詳細画面の提供(友だち追加の促進/アンケート/クーポン掲載)
※関連リンク:プレスリリース