セイコーエプソン×パナソニック | 4月14日オープンのサテライトオフィスに「顔認証機能付き印刷システム」を導入
セイコーエプソン株式会社、およびエプソン販売株式会社は、2021年4月14日(水)にオープンとなるサテライトオフィス事業「阪急阪神ONS powered by point 0」の第1号拠点「阪急阪神ONS千里中央」において、顔認証機能付き印刷システムを導入すると発表した。5月中の本運用開始を目指すという。
「顔認証機能付き印刷システム」導入の背景
ニューノーマルな時代において、オフィスの分散化が進み、加えて安心・安全な環境で働きたいというニーズが増えている。こうした背景を受けエプソンは、株式会社point0に顔認証による入退室管理システムを提供しているパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下 パナソニック)と連携し、顔認証機能付きの印刷システムを構築した。また、印刷ファイルをブラウザー経由でクラウドにアップロードすることで、利用者がプリンタードライバーを用いずに印刷できる仕組みも開発しているという。
「阪急阪神ONS千里中央」では、これらの仕組みをカスタマイズして導入することで、さまざまな場所からの印刷ニーズに応じるとともに、プリンターに触れることなく顔認証で印刷が可能となる、安心・安全なオフィス空間を提供する。
「顔認証機能付き印刷システム」の詳細
今回、エプソンの認証印刷オプション「Epson Print Admin(※1)」をカスタマイズし、パナソニックの顔認証SaaSプラットフォーム「KPASクラウド(※2)」と接続・連携することで、複合機の横に設置したタブレット端末に顔をかざし本人認証を行うと印刷ができる仕組みを開発した。
入退室管理と同様に顔認証登録を済ませた利用者は、複雑な設定をすることなく顔認証を利用した認証印刷が可能となる。これにより、ニューノーマル時代に合った非接触でセキュリティー性の高い印刷環境の構築に加え、フレキシブルな印刷環境を実現した。
※1:エプソンの認証印刷オプション「Epson Print Admin」
※2:パナソニックの顔認証SaaSプラットフォーム「KPASクラウド」
<エプソンのスマートチャージ対応モデル「PX-M7090FX」の主な特長>
(1)短いウォーミングアップで、ファーストプリントが速い
最初の1枚からカラー/モノクロともに5.5秒(※詳細)の高速印刷。少量の急ぎの印刷もスピーディーに対応。
(2)低消費電力で定期交換部品が少なく環境に配慮した設計
熱を使わずにインクを吐出するエプソンの「Heat-Free Technology」はレーザー方式と比べてシンプルな印刷プロセスで低消費電力を実現。交換部品も少なく環境負荷低減に寄与する。
(3)大容量インク搭載
大容量インクを搭載しているため、プリンター管理者が不在のシェアオフィスにおいてインク交換の頻度を低減し、運用者の負担を軽減する。
導入先企業のコメント
■株式会社point0 代表取締役 石原 隆広氏
『今回、エプソン・パナソニックの共創により、顔をかざすだけで印刷可能な顔認証機能付き印刷システムが提供可能となり、コロナ禍においてもお客様に安心してお使いいただける複合機サービスをお届けできることを嬉しく思います。
エプソンのpoint 0 Committee参画時から、顔認証機能付き印刷システムについては操作性向上の観点から興味がありましたが、コロナ禍の影響を受け、操作性以上に非接触の観点で非常に価値あるサービスだと感じています。
現在展開している「point 0 marunouchi」、阪急阪神不動産と提携し展開する「阪急阪神ONS powered by point 0」、その他パートナーと展開していく他ブランドにおいても順次導入を行い、point 0参画企業と共に、より良いオフィス空間を提供してまいります。』
※関連リンク:プレスリリース