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子ども向けSTEAM教材開発のワンダーラボ、旺文社ベンチャーズ・EduLab Capital Partnersから資金調達

子ども向けSTEAM教材開発のワンダーラボ、旺文社ベンチャーズ・EduLab Capital Partnersから資金調達

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子ども向けアプリ・タブレット教材開発・運営などを行うワンダーラボ株式会社は、株式会社旺文社ベンチャーズ、および、株式会社EduLabのグループファンドであるEduLab Capital Partnersがそれぞれ運営するファンドを引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。2020年7月に実施した株式会社小学館からの資金調達を経て、3社からの合計調達額は3.1億円となる。

 

資金調達の背景

ワンダーラボは、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手がけるEdTech(教育テック)分野のスタートアップ。思考力育成アプリ「シンクシンク」は、150か国延べ150万人に利用されており、学力・非認知能力の両面に効果があることが実証実験で明らかになっている。STEAM教育領域の通信教育「ワンダーボックス」も、これまでにないデジタルとリアルを組み合わせた教材として、昨年のリリースから好評を得ているという。

プログラミング教育の必修化など、ここ数年で大きな盛り上がりを見せている教育のオンライン化に加えて、新型コロナウイルスの影響が続く状況下、家庭学習を含めて、デジタル化へのニーズはさらに高まっている。

また、学習指導要領に規定された教科学習のみならず、AIが台頭する新しい時代に向けて、非認知能力にも注目が高まり、課題解決型の教育、STEM / STEAM教育の推進が進められている。

EdTech分野では、マシンラーニングなどを用いた学習の効率化・最適化にスポットライトがあてられてきたが、ワンダーラボは、「子どもの『知的なわくわく』を引き出す」ことにこそ、その時代の最高の技術や知見を活用していくという。

今回の株式会社旺文社ベンチャーズ、EduLab Capital Partnersからの資金調達、および、2020年7月に実施した株式会社小学館からの資金調達を経て、3社からの合計調達額は3.1億円となる。

 

資金調達の目的

今回調達する資金は、主にプロダクトの開発体制の整備や人材採用、プロモーションに投資し、成長を加速させる。また、海外展開に向けた調査・体制整備も積極的に行っていくという。

 

投資家からのコメント

■株式会社旺文社ベンチャーズ マネージングパートナー 粂川 秀樹 氏

STEAM領域や非認知能力の向上が、解決すべき課題として国内外でクローズアップされています。非認知能力の土台であるモチベーションや意欲を刺激する手法は様々なものがありますが、ワンダーラボ様のアプローチは、子どもが自ら学びたくなる「知的なワクワク」をプロダクトを通じて「内発的」に刺激するという点で非常にユニークであると考えています。ワンダーラボ様の事業成長に伴って、知的に躍動する子供たちが世界中に増えていく未来を期待しています。

■株式会社EduLab 取締役副社長兼COO 和田 周久 氏

「人の学びを科学する」をミッションとする我々 EduLabグループにとって、子どもの発達に影響を及ぼす人生早期に培われる「非認知的」要素に関する評価、測定、育成は大きな関心領域です。ワンダーラボの「世界中の子どもたちから''知的なわくわく”を引き出す」という野心的なミッションに大きな期待を寄せるとともにわくわくを感じます。この度の資本提携を機に、世界共通の一大関心分野であるこの領域に踏み出すお手伝い、共に学べることを楽しみにしております。

 

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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