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リテンションボットの「Smash」| 博報堂DYベンチャーズとi-nest capitalの運営するファンドから資金調達

リテンションボットの「Smash」| 博報堂DYベンチャーズとi-nest capitalの運営するファンドから資金調達

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リテンションボット「Smash」を開発・提供する株式会社Smashは、株式会社博報堂DYベンチャーズ、i-nest capital株式会社の運営するファンドを引受先とする総額8,016万円の資金調達を実施したことを発表した。今後、リテンションボット「Smash」のさらなる研究・開発を進め、解約抑止率の向上を実現し、企業と顧客のリレーション強化を支援していくという。

資金調達の背景

近年サブスクリプションサービスや定期通販の普及が加速しており、2023年にはサブスクリプションサービスの市場規模は1.4兆円に達すると見込まれている。(※矢野経済研究所より) 

ユーザーにとって気軽にサービスに加入、もしくは購入ができるようになった反面、「解約」も気軽に行えることで、企業にとって、いかに解約を抑止し、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を高めていくかが重要な課題となっている。

Smashはリテンションボット「Smash」を通じ、企業の解約抑止に寄与してきた企業だ。今後も、解約抑止のリーディングカンパニーとして、解約抑止率の向上、ロイヤルティ強化の実現を加速していくため、資金調達を実施したという。

投資家・Smash 代表のコメント

■株式会社博報堂DYベンチャーズ マネージングパートナー 取締役COO 武田 紘典 氏

『サブスクリプションサービスや定期通販事業において解約率は売上に直結する重要なKPI指標となります。 Smashは、そのようなサービス提供企業のユーザーに対し、解約画面でチャットボットによるコミュニケーションを図り、解約抑止・分析を行うソリューションを提供し、ユーザーの解約率を低減し、LTV向上に貢献しています。今後は、博報堂DYグループの生活者発想及びクリエイティビティとSmashのテクノロジーを掛け合わせることで、様々な生活者接点に対する企業課題の解決に、共にチャレンジしていきたいと思います。』

■i-nest capital株式会社 代表パートナー 山中 卓 氏

『同社が提供するリテンションボット「Smash」は、その活用目的である解約抑止効果に留まらず、ユーザーがサービスの解約を検討するに至った経緯や理由について、チャットによるコミュニケーションを通じて、より詳細に把握できるという利点があります。 本サービスを長期間ご利用頂くことにより、ユーザーの声を基に、サービス内容そのものの改善に繋げることができる大きな提供バリューとしての可能性に期待し、このたび同社に投資をさせて頂くことと致しました。DXによる企業とユーザーのコミュニケーションの進化を目指す同社を力強く支援して参ります。』

■Smash 代表取締役CEO 石山 真也氏

『当社は解約の領域に特化したマーケティングカンパニーとして、サブスクリプションサービス、定期通販事業者を中心にAIチャットボットによる解約抑止ソリューションを提供してきました。 サービスの利用設計は、企業のブランドイメージそのものに影響を与えうる要素であり、特に解約というタッチポイントにおいては、「サービスの辞め方が分かりづらい」「解約手続きが面倒」など、ネガティブな印象を持たれがちです。 そのような流れを受け、今後、企業におけるWebでの解約導線の設置、解約コミュニケーション設計はいっそう注目を浴びることとなります。 私たちはこうした世の中の課題を解決すべく、企業の解約抑止・サービス改善のみならず、ユーザーフレンドリーで革新的な解約コミュニケーションの研究と開発および事業展開を両社のご支援を受け加速して参ります。』

リテンションボット「Smash」について

「Smash」は、サブスクリプションサービスや、定期通販のユーザーに対し、「解約」というタッチポイントでコミュニケーションを図り、解約抑止・分析を行うサービスだ。ユーザーとのコミュニケーションからサービスや商品に対する温度感を数値化し、リアルタイムで空気を読むことによって、デジタルの枠を超え、より人間との会話に近いコミュニケーションを実現している。

※解約ページ上でのチャットボットによる解約抑止は、Smashが取得した特許。(リテンションマーケティング 特許第6886164号)


※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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