宇宙ロボットスタートアップのGITAI、総額18億円の資金調達を実施
宇宙用汎用作業ロボットを開発するGITAI Japan株式会社は、事業及び技術開発を加速、拡大するために、シリーズBラウンドとして総額18億円の資金調達を完了した。
出資先について
同ラウンドでは、GITAIは下記の各社およびファンドから第三者割当増資による出資を受けた。
・宇宙フロンティア投資事業有限責任組合(宇宙フロンティアファンド:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社)
・DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合(DCIベンチャー成長支援ファンド:大和企業投資株式会社)
・第一生命保険株式会社
・EP—GB投資事業有限責任組合(エプソンクロスインベストメント株式会社/グローバル・ブレイン株式会社)
資金調達の目的
今回の調達で得た資金は主に以下の3点に使用する予定。
・宇宙船外対策のための開発費、人件費
・2023年実施予定の軌道上船外技術実証の実証実験費
・米国市場進出のための人件費
GITAIのMissionについて
GITAIは宇宙に安価で安全な作業手段を提供することを目指す宇宙ロボットスタートアップ。GITAIは2040年には世界的な宇宙ロケット開発企業と対等なパートナーとして、月や火星に都市を建設したり宇宙コロニーを建設する安価で安全な労働力を提供している。
宇宙ロケット開発企業が輸送手段を提供、輸送コストを下げ、同社が作業手段を提供、作業コストを下げると考えているという。
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