スペースリー×大同メタル工業 | 製造業向けVR研修領域において業務提携
どこでもかんたんVRのクラウドソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリーは、2020年9月23日付で、大同メタル工業株式会社と業務提携契約を締結した。2020年10月1日より、大同メタル工業株式会社による製造業向け『どこでもかんたんVRクラウドソフト「スペースリー」』のライセンス販売を本格的に開始する。
VRクラウドソフト「スペースリー」は”どこでもかんたんVR“をコンセプトに臨場感のあるVRコンテンツを誰でも簡単に制作できるツールで、不動産住宅分野の事業者を中心に4,000事業者以上に活用されている。近年ではVRの新たな活用領域として、VR研修ソフトをリリースしており、製造業を始め、飲食業や金融業、インフラ業など多種多様な業種の事業者に利用されている。
最近は、新型コロナウイルス感染拡大の影響をきっかけに、リモート研修のような人と人との接触を避けたスタイルが求められている。同時に、製造業で大きな課題となっている人材育成や技術継承に対して、あたかも現地で研修を受けているような能動的な体験のできるVR研修への注目が高まっているという。このような中、現在は多種多様な業種の大企業を中心に数十社の事業者にスペースリーが導入され、効果が実証されてきた。
大同メタル工業株式会社は、自動車向けエンジン軸受世界トップシェアを誇る。既にスペースリーのVR研修ソフトを活用した実証実験を行っており、VRコンテンツを体験した研修者の習熟度43%アップ、研修33%効率化という結果を得られた。
大同メタル工業株式会社の持つVR活用ノウハウと、総合すべり軸受メーカーとして80年を超える経験を活かして、製造業におけるVR研修の活用をより拡大するため、今般、業務提携に至った。
<特長>
1.制作が簡単
市販の360度カメラで撮影した写真や動画を取り込み、コンテンツを作成/編集するので、機密情報を扱うエリアに社外の人間を招くことなく、顧客自身にてコンテンツが制作できる。クイズ形式やタイムトライアルなどの研修コンテンツも容易に制作できる。簡単なコンテンツであれば30分ほどで出来上がる。
2.導入が手軽
アカウントを登録するだけで面倒なインストール作業は一切不要。必要機材(撮影・編集・視聴)は市販の機材で対応できる。
3.研修結果の把握が可能
研修結果を集計管理できる機能付きで、リアルタイムで研修者個人ごとの研修結果を把握することができる。
4.サポートはユーザー目線
同じ製造業である大同メタル工業およびグループ各社での活用事例からユーザー目線でアドバイス・サポートを行う。
<VR画像イメージ>
■活用の場
社内研修、展示会、会社説明会など
■価格体系
月額35,000円~
<株式会社スペースリーについて>
360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフト「スペースリー」を開発し、2016年 11月の開始以来3年間で、不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に3000以上の利用事業者にサービスを提供。リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフト。
遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、市販のVR機器で高品質なVR接客を可能にする 「瞬間接客VR」の開発など技術力を特徴としている。2018年4月には、360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立し、研究開発を推進している。
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