STANDAGE×HIS | 日本の中小企業の貿易ビジネスの海外展開のサポートに向け業務提携
株式会社STANDAGEと、株式会社エイチ・アイ・エス(以下HIS)は、2020年8月27日に、日本の中小企業の貿易ビジネスにおいて、海外展開を共同でサポートするための業務提携を締結した。
新型コロナウイルスの影響で、世界各地で出国制限措置がなされ、多くの日本企業が海外出張を控えざるを得ない状況が続いている。そのため、海外出張しないと難しい、海外現地企業とのサンプル提示を通じた商談やビジネスマッチングが困難になっているという。
STANDAGEは、貿易の売り手と買い手のマッチングから、決済・ファイナンス、貨物配送に至る、全ての貿易業務を完結できる、貿易総合プラットフォームサービス「DIGITRAD」を提供している。
サービス上で商品の掲載を行い、オンラインでビジネスマッチングを行うことが可能。
HISは、「レンタルHIS」という、海外出張先で行う予定だった業務を、HIS海外拠点スタッフが現地で代行またはそのサポートを行う、海外リモート出張代行サービスを展開している。
世界69カ国、158都市259拠点の海外ネットワークを活用し、海外現地での営業代行や、商談のアレンジ、サンプルの買い付けといった、本来海外出張で行う予定であった業務を代行している。
業務提携の第一弾として、「DIGITRAD」と「レンタルHIS」のシステムを連携し、DIGITRADのプラットフォーム上から、レンタルHISへの業務代行依頼が直接できるようになる。
これにより、DIGITRADで商品の掲載を行い、HIS海外拠点スタッフが、積極的に現地企業への営業代行や商談のアレンジ、翻訳サポートを行う。
さらに、商談成立後も、決済、配送に至るまでの業務を一気通貫でサポートすることを可能にする。
今後も、日本の中小企業の貿易ビジネスの海外展開のハードルを下げ、簡単・便利・安全に行えるサービスの実現を共同で目指していくという。
<HISについて>
今年40年目を迎えたHISは、旅行事業のみならず、ホテル事業・テーマパーク事業・エネルギー事業・地方創生事業など、「もっと多くのお客様へ喜びと感動を提供したい」という想いのもと、多様な旅行商品とサービスを提供している。
<STANDAGE(スタンデージ)について>
2017年3月設立。同年12月にナイジェリアオフィスを設立。2019年4月に「DIGITRAD」(旧名称「SHC」)β版にて、日本-ナイジェリア間にて実証実験を開始し、同年12月に正式版を提供開始。2019年・2020年の2年連続で、経済産業省「技術協力活用型・新興国市場開拓事業費補助金」に採択。
※関連リンク:プレスリリース