グロービスのアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」、第2期採択企業12社を発表
株式会社グロービスは、スタートアップ企業を対象とするアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」において、第2期(2nd Batch)の採択企業12社(Main Track)を決定した。3月以降、採択企業に対して、成功した起業家やベンチャー支援の専門家などによる講義、メンターの伴走を通じたプロダクト開発・事業開発の支援を開始する。
「G-STARTUP」第2期(2nd Batch) 採択企業(Main Track)12社
・株式会社EC-GAIN
・カイテク株式会社
・株式会社コードミー
・シルタス株式会社
・株式会社森未来
・株式会社dinii
・株式会社Basset
・株式会社ピカブル
・株式会社fondi
・ホスピタルコンプライアンスマネージメントジャパン株式会社
・株式会社Boulder
・株式会社Luup
※五十音順
「G-STARTUP」とは?
「G-STARTUP」は、ユニコーン企業を100社を輩出するプラットフォームを目指し、2019年4月に開始したアクセラレーションプログラムだ。将来的に日本を代表するベンチャー企業へ成長することが期待されるスタートアップの起業家を採択し、グロービスが培ってきた5つのインフラ(ヒト、カネ、チエ、ネットワーク、大企業連携)を提供することで、プロダクト、ビジネスモデル、チームの成長を支援する。
第1期では14社を採択し、昨年11月に実施したデモデイ(成果発表会)には、グロービス・キャピタル・パートナーズ(略称GCP)をはじめ、国内有数のベンチャー・キャピタル、エンジェル投資家ら70名を超す出資検討者が集まった。現在、第1期に参加した複数の採択企業で資金調達の準備が進められている。
今後、GCP代表パートナーの今野穣氏や本プログラムの趣旨に賛同する起業家らがファカルティとなり、ユニコーンを目指すための意識づくりや、最新の経営知を学ぶ講義を行う。5月にはデモデイの開催を予定しており、GCPを含むベンチャー・キャピタル、エンジェル投資家が出資検討者として参加する。
「G-STARTUP」実施の背景
グロービスではこれまでに、グロービス経営大学院が最大1000万円を出資するビジネスプランコンテスト「GLOBIS Venture Challenge」や、在校生または卒業生が起業したベンチャー企業に最大1億円を投資するプログラム「GLOBIS Alumni Growth Investment」を実施してきた。またGCPでは、150社以上の投資実績を持ち、運用総額累計は1000億円を超えるなど、グロービスのグループ全体でベンチャーの生態系構築を精力的に推進している。これに続き、「G-STARTUP」によるスタートアップ企業の成長支援に取り組むことで、ベンチャーの生態系構築をより加速していく。
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(eiicon編集部)