Sun Asterisk×マイクロソフト|PoCから新規事業化まで、一気通貫したソリューションの提供を目指して連携を開始
株式会社Sun Asterisk(Sun*)と、日本マイクロソフト株式会社は、エンタープライズ(大企業)向けに新規事業の開発を促進するべく連携することを発表した。両社の連携により、新規事業立ち上げをサポートする一気通貫のソリューションを提供、PoC(Proof of Concept:概念実証)を加速させ、新規事業の実現可能性を高めていく。
連携の背景
国内市場の成熟、事業ライフサイクル短期化を背景に、急速に進展するデジタル社会に対応するため、企業にはこれまで以上のスピードで変化していく必要性がでてきている。このような状況下で、大手企業の新規事業開発、DX(デジタルトランスフォーメーション)を検討する企業が増えている。
一方で、それらを推進するIT人材の不足などから、適切な進め方・成果を出すことに悩んでいる企業も多い。こうした背景を受け、Sun*が提供するスタートアップスタジオの要素を取り入れた0-1の事業立ち上げスキームと、マイクロソフトの持つグローバルで活用されているクラウドインフラ基盤を活用することにより、新規事業を最短最速で立ち上げるサポートの提供を目指す。
新規事業開発における課題
新規事業開発、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進める上でPoCを実施するケースが増えているが、新規事業の可能性を検証するための手段がうまく機能しておらず、課題に直面することが多々ある。その多くの理由として下記のような項目があげられる。
■PoC自体が目的化している
■1つのPoCに時間・予算をかけすぎている
■検証すべき内容を決めずにPoCを行い、終了・継続の判断が出来なくなっている
連携の内容
インフラ基盤を持つマイクロソフトと、事業創出と技術開発力をもつSun*が連携することで、新規事業開発に対して一気通貫のソリューションを持つことにより、課題である新規事業化をよりスムーズに支援し、その先のグロースまでを見越したトータルサポートをしていく。
日本マイクロソフト 代表者のコメント
「日本マイクロソフトは、Sun Asterisk様のエンタープライズ向け新規事業開発を推進する取り組みを心より歓迎いたします。Sun Asterisk様のこれまでの知見をベースとした、スピード感を持って事業開発を推進できるスキームは、エンタープライズ企業がデジタルトランスフォーメーションを推進するための新たな選択肢となると期待しております。そして日本マイクロソフト株式会社は株式会社Sun Asterisk様と連携し、この取り組みを推進してまいります」
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 コーポレート営業統括本部 本部長 三上 智子 氏
今後の展望
今後、Sun*と日本マイクロソフトは、スタートアップ向けのソリューション提供から得た知見、ノウハウをエンタープライズ向けに提供することで、スタートアップとエンタープライズそれぞれの強みを活かし、より多くのイノベーティブなビジネスの創出を加速させていく。
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(eiicon編集部)