IBM BlueHub|第6期プログラムに参加するスタートアップ4社を発表―物流テック「Datumix」などが採択
日本IBMが推進しているスタートアップとの共創プログラム「IBM BlueHub(アイ・ビー・エム ブルーハブ)」は、第6期スタートアップ4社を採択し、プログラムを開始したと発表した。
同プログラムでは、テクノロジーとオープンイノベーションで日本発の革新的事業を創出することを目指している。2014年の第1期から現在まで、広く社会全体やIBMの顧客企業の課題の解決に向けて、スタートアップとIBMが共創することで、より総合的に価値を提供している。
第6期となる今期も、2019年10月のプログラム開始から2020年3月のデモデイまで半年間にわたり、IBMの研究者、技術者、戦略コンサルタント、およびデザイナーといった多様な専門家と共創することで、先進テクノロジーの活用や顧客企業とのオープンイノベーションを推進する。
また、同プログラムは著名ベンチャーキャピタリストがサポートすることでも知られており、今回も以下の4名が参加する。(五十音順)
●アーキタイプベンチャーズ株式会社 代表取締役/代表パートナー 福井 俊平 氏
●株式会社iSGSインベストメントワークス 代表取締役/代表パートナー 五嶋 一人 氏
●株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ Managing Director 浅田 賢 氏
●DNX Ventures Managing Director 倉林 陽 氏
上記ベンチャーキャピタリストからは、ファイナンスも含めた各種アドバイスを受けながら、共に新たなビジネスの創出を目指していくという。
第6期 IBM BlueHub 参加企業
IBM BlueHubプログラム第6期の採択企業は以下の通りだ。(五十音順)
■株式会社キママニ (代表者:村上 遥 氏) HP
事業:感情をケアするKibunLogアプリの開発・運営
■Gemsmith Partners株式会社 (代表者:伊藤 暢洋 氏)
事業:業務プロセスの自動化基盤fractalの開発・運営
■Datumix株式会社 (代表者:大住 敏晃 氏) HP
事業:AI+デジタルツインでスマート物流を実現するOPTIMUS AIの開発・運営
■株式会社LEARNie (代表者:南部 洋志 氏) HP
事業:人材組織開発向け解析型オンラインコミュニケーションルームの開発・運営
なお、Datumix株式会社は、eiiconが主催するイベント「Japan Open Innovation Fes 2019」内で実施した「スタートアップピッチ」にて、優秀賞を受賞したスタートアップでもある。
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(eiicon編集部)