Google、スタートアップ支援の「Google for Startups Campus」を渋谷に開設
Googleは、カリフォルニア州のとあるガレージで生まれたスタートアップ。スタートアップ企業を支援することは、今でもGoogleのDNAの重要な部分を占めており、創業以来、人々が大きな夢を持ち、アイディアを元に起業し、コミュニティを創出し、大きな社会問題を解決し、経済発展に貢献する様子を見てきた。
Googleは、日本におけるスタートアップ支援の取り組みとして、年内にGoogle for Startups Campusを渋谷ストリームに開設する。このCampusは、多様なスタートアップがビジネスを成功に導くため、互いにつながり、学び、成長するコミュニティスペース。Google for Startups Campusは、スタートアップの拠点として、現在、ロンドン、マドリード、サンパウロ、ソウル、テルアビブ、ワルシャワにあり、東京は世界で7番目となる。
Campusでは、これまでの経験と世界に広がるネットワークを活用し、スタートアップが必要とするグローバルなサポートおよびツールを提供する。Campusが、日本の起業家が社会に大きな軌跡を残し、急成長する経済に貢献するための重要な拠点になることを願っているという。
Google for Startups Campusは、アーリーからグロースステージのスタートアップを対象とし、コミュニティの構築とメンターシップといった、学びと成長の場を提供する。ワークスペース、コラボレーションエリア、イベントスペースや会議室などを備え、コミュニティで開催されるイベントや初期段階のスタートアップ創業者への研修プログラムを運営するなど、有望なスタートアップが世界で活躍できるよう支援していく。
Google for Startups Residency Programでも同様に、アーリーからグロースステージのスタートアップ企業を対象に、Googleの製品やサービスに加え、ネットワークおよびベスト・プラクティスなどを提供。プログラムに参加する各スタートアップは、Campus内にワークスペースを持ち、メンター制度を活用することができる。Googleは、明確な使命を持ち、より良い世界を創造することを目指す次世代のスタートアップを応援していきたいと考えているという。参加を希望するスタートアップの募集開始は、Campus開設後を予定している。
イメージ図
※関連リンク:Google Japan Blog
(eiicon編集部)