豊田市×picks design――WebAR×謎解きで観光周遊を実証し、稲武地区への誘客を促進
愛知県豊田市と株式会社picks design(以下、picks design)は、WebARと謎解きを活用した観光周遊の実証事業を実施する。豊田市稲武地区を舞台に、謎解きとARを組み合わせた体験が地域内の周遊につながるかを検証。若年世代や子育て世代などの来訪を促すとともに、今後の観光誘客・地域周遊施策への活用を目指す。
WebAR×謎解きで地域内の周遊を促進
豊田市稲武地区は、紅葉シーズンを中心に多くの観光客が訪れる一方、紅葉スポットを目的に訪れた観光客が、まちなかの飲食店や店舗などへ立ち寄りにくいという課題を抱えている。また、若い世代や子育てファミリーが地域を訪れ、まちを巡るきっかけが少ないことや、来訪者の年代・グループ構成、地域内での周遊状況を定量的に把握しづらいことも課題となっている。
そこで今回、WebARと謎解きを組み合わせた周遊型の観光体験を実施する。参加者はスマートフォンを片手に稲武地区に点在するスポットを巡り、WebARで表示されるコンテンツを体験したり、実際の景色や建物を手がかりに謎を解いたりしながらゴールを目指す。
実証では、参加者の年代やグループ構成、周遊したスポット数、体験時間などを把握し、どのような人が、どの程度地域を巡るのかを定量的に検証する。
また、WebARの活用によって現地での設営・管理コストを抑えながら新たな観光体験を創出し、季節に応じてコンテンツを変更するなど、継続的に活用できる仕組みの構築も目指す。
豊田市の実証サポート補助金に採択、11月に実証イベントを開催
picks designは「豊田市先進技術実証サポート補助金」に採択され、豊田市と連携して今回の実証を進めている。豊田市から地域課題や情報の提供を受けながら、地域課題の解決につながる新たな観光体験の可能性を検証する。
実証イベント「時空のゆがみと謎の魔法使い」は、2026年11月7日から11月23日まで、道の駅どんぐりの里いなぶをはじめとする豊田市稲武地区で開催する。小学生以上から大人まで参加でき、参加費は無料となっている。
両者は今回の実証で得られたデータや参加者の声をもとに、WebARと謎解きを活用した観光体験が地域内の周遊やまちなかへの立ち寄りに与える効果を検証。今後の稲武地区における観光誘客・地域周遊施策への活用を目指す。
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(TOMORUBA編集部)