CHARGESPOTのサイネージ網を活用した“推し活集客”の実証へ INFORICH、ラウンドワンで「CheerSPOT」のPoCを開始
モバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」を展開する株式会社INFORICHは、アミューズメント施設を運営する株式会社ラウンドワンジャパンと連携し、公認応援広告プラットフォーム「CheerSPOT」を活用した集客実証実験(PoC)を2026年3月1日より開始した。本取り組みでは、アイドルグループ瞬きもせずを起用し、デジタル上の“推し活”とリアル店舗での体験を連動させることで、新たな来店動機の創出や深夜帯の施設利用動向を検証する。
「推し活」をリアル集客へ 実施の背景
近年、ファン活動を意味する「推し活」は、音楽やアイドル、アニメなど幅広いコンテンツ市場で拡大している。一方で、アミューズメント施設では深夜帯(アイドルタイム)の集客が業界全体の課題となっており、新たな来店動機の創出が求められている。
今回のPoCでは、ファンがアプリ上で行う応援アクションをリアルな来店行動につなげる仕組みを設計。特に深夜帯に特化した特典(リワード)を用意することで、夜間の施設利用促進や飲食売上の向上といった波及効果を検証する。
ファンの熱量をデジタル上で可視化し、それをリアル空間での体験やイベント参加へと転換することで、「推し活」が新たな集客モデルとして機能するかを実証する狙いだ。
応援数でイベントが実現「8,888 Cheer Project」
本PoCの中心企画となるのが、ユーザーの応援数に応じてイベント内容が決定する「8,888 Cheer Project」である。実施期間は2026年3月1日から4月15日まで。
ユーザーはアプリ上で「Cheer(応援)」を行い、その累計数が一定数に到達すると、ラウンドワン店舗で特別イベントが開催される仕組みとなっている。
目標となる「8,888 Cheer」を達成した場合には、メンバー全員が参加するスペシャルボウリング大会の開催が予定されているほか、全国のラウンドワン店舗に限定コラボデザインのモバイルバッテリーが登場する予定だ。
ファンの応援がイベント開催へ直結する仕組みによって、オンライン上の参加意欲をリアルイベントへと誘導する設計となっている。
深夜帯の来店促進を狙う限定特典
来店者向けの特典として、応援数に応じたオリジナルノベルティも用意されている。対象店舗では、クリアファイル、ステッカー、缶バッジ、アクリルキーホルダー、アクリルスタンドなどの限定グッズが先着で配布される。
さらに今回のPOCでは、深夜帯の来店促進を目的に、通常時間帯とは異なる「深夜限定デザイン」の特典も展開。22時以降に来店したファンには、深夜限定仕様のグッズが配布される。
対象店舗は横浜綱島店、横浜駅西口店、ダイバーシティ東京プラザ店、池袋店、吉祥寺店などで、店舗ごとに異なる特典が用意されている。
このように時間帯によって異なる特典を設計することで、ファンの来店時間を分散させ、深夜帯の施設利用を促す仕組みとなっている。
「応援広告×店舗体験」の新たなIP集客モデルへ
CheerSPOTは、全国約5.9万箇所に設置されているCHARGESPOTのデジタルサイネージを活用し、ファンが個人で応援広告を出稿できるプラットフォームだ。1箇所462円(税込)から出稿可能という手軽さもあり、ファン主導のプロモーション施策として注目されている。
ユーザーはアプリ上で応援したいメンバーを選び、広告を掲出する場所や期間を指定して決済することで応援が完了。出稿したサイネージ数と期間に応じて「チア(応援数)」がカウントされ、ランキングに反映される仕組みとなっている。
INFORICHは、今回の実証実験を通じて、モバイルバッテリーシェアリングの設置ネットワークを活用した新たなIP集客モデルの構築を目指す。店舗・ファン・IPの三者に価値をもたらすプラットフォームとして、エンターテインメントとリアル店舗の融合をさらに推進していく考えだ。
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(TOMORUBA編集部)