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西鉄発、食物アレルギーに配慮したウェットドッグフード「UFUFU FOOD」誕生 新規事業創出プログラム「X-Dream」で採択後、事業化へ

西鉄発、食物アレルギーに配慮したウェットドッグフード「UFUFU FOOD」誕生 新規事業創出プログラム「X-Dream」で採択後、事業化へ

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西日本鉄道株式会社(にしてつグループ)は、食物アレルギーに配慮した手づくり品質のウェットドッグフード「UFUFU FOOD(ウフフフード)」を、2025年11月22日(土)より販売開始した。アレルゲンの少ない安心なごはんを求め、手作り食に踏み切る飼い主が増える中、同社は獣医師・管理栄養士・ペット栄養管理士と共同開発し、国産食材を使用した新たな選択肢を提示する。

愛犬のアレルギーと向き合う

近年、犬にも食物アレルギーが存在することは一般認識となった。一方で市販ドッグフードは複数原料を配合するものが多く、どの食材に反応しているのか見極めが難しいという課題がある。

「UFUFU FOOD」ではメニューごとに動物性タンパク質を1種類に限定。牛肉・鶏肉・卵・小麦・大豆などアレルゲンとなりやすい原料は使用せず、魚や豚など5種のタンパク源と2種の炭水化物の組み合わせで全10種を展開する。飼い主はメニューを切り替えながら、愛犬の体調や相性を丁寧に観察できる。

価格は1パック798円(税込)。公式ECサイトのほか、雑貨館インキューブ・西鉄ストアなど計17店舗で販売。ECでは20%オフの定期便も用意される。

「手づくりみたいで安心」への回答を

本商品は、福岡県内の食品工場で製造され、不要な添加物は不使用。家庭のキッチンで作るようなやさしい食感と香りを重視し、人用食品と同等基準の“ヒューマングレード”の素材を国産に限定して調達する。

総合栄養食基準を満たしているため、主食としての提供も可能。レトルト加工で常温保存ができるため、日々のごはんだけでなく旅行時・災害時の備蓄にも向く。

監修はふるせ動物病院 院長・古瀬拓氏。分子整合栄養学に基づく治療や予防医療を行うほか、食事アプローチにも精通する獣医師だ。提案者は西鉄社員の宮野奈々氏(ペット栄養管理士も保有)。同社の新規事業創出プログラム「X-Dream」(クロスドリーム)で採択され、事業化に至った。

鉄道会社が手がける“ウェルネス”の次の一歩

西鉄グループは長期ビジョン「まち夢ビジョン2035」にて、ウェルネス領域での新事業創出を掲げる。今回のドッグフードもその延長線上にある取り組みであり、同社は「ペットの健康寿命を伸ばし、人と動物が幸福に共存できる社会を目指す」と意気込む。

愛犬の体調に寄り添いたい、でも毎日手作りは難しい。そうした飼い主の葛藤に向き合い、「UFUFU FOOD」は誕生した。家族の一員である犬が、安心して食べられるドッグフードを西鉄が届ける。

関連リンク:プレスリリース

(TOMORUBA編集部) 

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