
カシオ計算機、コミュニケーションテック事業の開発を行うTieUpsと資本業務提携契約を締結
カシオ計算機(以下、カシオ)は、コミュニケーションテック事業の開発を行うTieUps(タイアップス)株式会社の株式を取得し、ライブ配信専用スケジューラー「Streamer Times(ストリーマー タイムズ)」の企画ならびにマーケティング・プロモーション領域において資本業務提携契約を締結した。
カシオは、「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」というパーパスのもと、ユーザー視点での新たな価値を生み出すべく、新規事業の創出に取り組んでおり、複数のライブ配信プラットフォームを横断管理できる「Streamer Times」をはじめ、クリエイターエコノミー領域における各種サービスを展開している。
一方のTieUpsは、「いつの間にか、一歩踏み出せる世界へ」をVisionに掲げ、推し行動促進マーケティングプラットフォーム「タイアップス」やブランディングプロフィールツール「lit.link(リットリンク)」など、テクノロジーの力で社会に貢献する共創プラットフォームを開発、運営。これまでに、「lit.link」を通じて月間延べ7,000万以上のファンタッチポイントを保有し、350万人のクリエイターデータから「ファンとコンテンツのつながり」を可視化するなど、クリエイターとファンの体験価値を向上させてきた。
今回の業務提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、新たなライブ配信市場を創出していく。Z世代を中心に350万人以上のユーザーを持つ「lit.link」のUI/UX設計開発ノウハウを活用し、「Streamer Times」のZ世代ユーザーへの認知拡大を目指す。また、「Streamer Times」のプロフィールに「lit.link」のURL枠を設けるなど、相互連携することによって、両サービスでのユーザー増加が期待できる。
協業の第一弾として、「lit.link」のユーザーを対象としたオンラインコミュニティ「lit.link ライバー育成プログラム」を開始した。同プログラムでは「タイアップス」と「Streamer Times」を連携させ、ライブ配信者およびこれから配信を始めたいクリエイターに対し、学習・実践・ファンづくりを一貫して支援する環境を提供する。

lit.link ライバー育成プログラムの特徴
1.未経験者サポート講座や個別フォローを実施
配信未経験者にはライブ配信の稼ぎ方など基礎講座を無料提供。デビュー意向が高い方には、プランニングから配信改善までマンツーマンで伴走する。
2.「Streamer Times」との連携によるファンコミュニケーション最適化
17LIVE、TikTok LIVE、YouTube LIVEなど複数プラットフォームを横断管理できる「Streamer Times」と連携し、配信予定をファンに自動通知。同時接続数の向上を支援する。
3.コミュニティでの学びと成長
「タイアップス」のゲーミフィケーション機能を活用し、参加者同士の交流を促進。経験豊富なライバーからのアドバイスや、同期参加者との情報交換を通じて、継続的なスキルアップを支援する。
関連リンク:カシオ計算機プレスリリース、TieUpsプレスリリース
(TOMORUBA編集部)