
イマーシブプラットフォーム「Roblox」のコンテンツ企画・開発等を行うGeekOut、住友商事と資本業務提携契約を締結
デイリーアクティブユーザー9780万人を誇る世界最大級のイマーシブプラットフォームであるRoblox(ロブロックス)において、コンテンツの企画・開発・パブリッシングを行うGeekOut株式会社は、住友商事株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表した。
両社は、Robloxにおけるコンテンツ・リテイル関連ビジネスを展開し、新たな体験価値創造を図っていく。
GeekOutは、日本の生活者やIP・ブランドを保有する企業に向けて、次世代のエンタメ・コンテンツビジネスの場となる「イマーシブメディア」として期待されている「Roblox」への理解と関心を高める取り組みを進めてきた。また、日本発のIPやブランドが、Robloxクリエイターを中心としたクリエイターエコノミーに参画する機会を提供している。
今回、新たに住友商事をパートナーに加え、GeekOutが持つクリエイターコミュニティとのつながりやRobloxコンテンツ開発における知見と、住友商事がこれまでリテイル領域で培ってきた生活者視点での事業開発ノウハウを掛け合わせることで、「イマーシブメディアを活用した新たなコマース体験」の社会実装を進めていく。
住友商事について
住友商事は、消費者の多様な価値観を捉え、ひとりひとりの暮らしが楽しくなるようなリテイル関連事業を展開している。未来のコミュニケーションの場の一つであるRobloxに注目し、メタバースならではの購買体験や教育サービスなどの新しい体験を提供し、これまで取り組んできた食品流通・小売り事業などのリアルでの価値提供に加え、黎明期のメタバース・Roblox でも「Enriching lives and the world」を実現する新たな価値の創出を目指している。同社は2023年よりRoblox上で「Omochi Studio」の制作名でコンテンツをプロデュース。累計訪問数は3億回超(2025年5月末時点)に達している。
今回の資本業務提携により、両社で以下のような取組みの実現を目指してまいります。
【Robloxを通じた新たな購買体験の提供】
・Roblox上のコンテンツとリアル店舗との連携による販売促進施策の提供。特に、アバターアイテムと実アパレル商品の同時展開。
・クリエイター向け実商品販売ソリューションの提供。Roblox発キャラクターのグッズ化等を通して、生活者の手に届けることを目指す。
・デジタルファッション事業他、Roblox上での生活者向けサービスの提供。
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(TOMORUBA編集部)