ウエアラブルなエコープローブを開発するサーモンテック、約1億円の資金調達を実施
ウエアラブルな生体センシング用エコープローブを開発する株式会社サーモンテックは、QB第二号投資事業有限責任組合(運営者:QBキャピタル合同会社・NCBキャピタル株式会社)および肥銀大学発ベンチャーシード投資事業有限責任組合(運営者:肥銀キャピタル株式会社)を引受先とした第三者割当増資により、総額約1億円の資金調達を実施した。
エコーは、体の内部を非侵襲的に見ることができるデバイスとして医療現場で広く用いられている。しかし、現在のエコーはプローブを手に持ちながら患者の体に当てる必要があるため、長時間の撮影が困難であり、またプローブ自体が硬いため、当てられる部位によっては痛みや不快感を感じることがある。
サーモンテックが開発するエコープローブは薄くて柔軟性があり、体の曲線に沿って曲げることができるため、骨ばった部位や入り組んだ部位でも患者に不快感を与えない。また、心電図パッドのように体に貼ったままにすることができるため、長時間にわたる撮影が可能となる。
現在はこの技術を最大限活かせるシーンを探索しながら、製品販売を目指して開発を進めている。サーモンテックは、今回の資金調達により医療機器およびヘルスケアの事業化を一層加速し、より多くの人々の健康と生活の質を向上させていく。
引受先
・QB第二号投資事業有限責任組合(運営者:QBキャピタル合同会社及びNCBベンチャーキャピタル株式会社)
・肥銀大学発ベンチャーシード投資事業有限責任組合(運営者:肥銀キャピタル株式会社)
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