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web3開発インフラ「Bunzz」 | シードで約6億円を調達、gmjp、DGDV、Coincheck Labs、セレス、Arriba、GMO Web3などの投資家が参加

web3開発インフラ「Bunzz」 | シードで約6億円を調達、gmjp、DGDV、Coincheck Labs、セレス、Arriba、GMO Web3などの投資家が参加

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"web3版github"を目指すDApp開発インフラ「Bunzz」を運営するBunzz pte ltd(シンガポール)は、シードラウンドの第三者割当増資を実施し、総額約6億円を資金調達したことを発表した。本ラウンドには、gmjp、DGDV、Coincheck Labs、セレス、Arriba、GMO Web3等、国内外の13の投資家が参加しているという。

Bunzzとは?

Bunzzは、DApp(ブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション)の開発プラットフォームだ。DAppの開発には、web3特有のプログラムである「スマートコントラクト」が必須だが、開発難易度が高く、セキュリティの担保も難しいことが課題だった。Bunzzではモジュール化した利用頻度の高いコントラクトを提供しているため、DApp開発の難易度が劇的に下がり、多くのDAppがローンチされている。(プロダクトページ)


Bunzzの事業実績について

(1)ローンチから約11ヶ月で8,000名以上のDApp開発者が利用中。海外ユーザー比率が約90%を超え、DAY1からグローバルで認知を拡大

(2)Bunzzから2,800件以上のDAppプロジェクトがブロックチェーン上にデプロイされた実績があり、アジア圏最大級のDApp開発インフラにグロース

(3)世界最大級の仮想通貨取引所「Coinbase」が発表したweb3開発インフラのカオスマップに掲載され、web3開発のインフラにおいて主要サービスの一つとしてトップティアからの認知を獲得(関連記事


(4)B Dash Campの大規模web3カンファレンス、B Dash Cryptoのweb3ピッチにて優勝(関連記事


(5)全国約15,000社の中から選出された28社のスタートアップによるfor Startups主催ピッチコンテスト「Divers」の登壇企業にノミネート

(6)GMO Web3主催のWeb3ミートアップにてピッチ。高評価を獲得し出資先の一社に選出

(7)シンガポール最大のweb3アクセラレータプログラム「Icetea Lab」のファイナリストにノミネート 

(8)Global Brain社が主催のアクセラレータプログラム「XLIMIT」に採択(関連記事

Bunzzの提供価値、資金調達の背景について

DAppを構成する技術レイヤーは、スマートコントラクトに加え、「バックエンド(データベース)」、「フロントエンド(ユーザーインターフェース)」の3層がある。バックエンドとフロントエンドに関しては従来の開発言語(HTML、Javascript、CSS、React、Go等)で対応が可能であり、その比率はスマートコントラクトが20%、バックエンドとフロントエンドが80%と言われている。つまりweb3の開発経験のないエンジニアでもDApp開発に必要なスキルの80%を既に持っている。

一方で、DApp開発に対応できる事業者・エンジニアが非常に稀少なのは、web3特有のプログラムであるスマートコントラクト開発の敷居が高いことが理由だ。言い換えればDApp開発未経験のソフトウェアエンジニアでもコントラクトの開発に対応できれば、web3領域への参入が非常に容易になる。

Bunzzでは、利用頻度の高いコントラクトをモジュールとして提供し、ノードの準備や開発環境の立ち上げもプロダクトのバックエンド側でカバーすることで、今まで複雑だった開発工程の簡素化に成功したという。

今回の資金調達を通して、より広範なニーズに応えるためのスマートコントラクトモジュールの拡充をはじめとしたプロダクトアップデート、組織拡大、そしてグローバルでの認知を更に拡げるためのマーケティング施策に資金を投じていく考えだ。


Bunzz Co-Foudner CEO、圷(あくつ)氏のコメント

『Bunzzは最終的に「web3版github」の実現を目指しています。ブロックチェーン上のimmutableなスマートコントラクトは誰でもパーミッションレスにアクセス・利用が可能であることから、「公共財」とも呼ばれるオープンなプログラムですが、利用フローや動作のロジックが必ずしも明示的でないため、再利用したいエンジニアにとっては不便なものでした。Bunzzではトークノミクスを実装することで、スマートコントラクトモジュールのクリエイターがより精度の高いコーディングとドキュメントを作成するインセンティブをデザインし課題解決を目指すと共に、Bunzzで利用できるコントラクトの数も指数関数的に増加することで「web3版github」と呼ばれるような、web3エンジニアの必須インフラへ成長させていきたいと考えています。

今回のシードラウンドでは非常に多くの投資家様からプロダクトとビジョンへの共感を頂けたことを大変光栄に思います。そして今回のリリースでBunzzへのジョインに関心を持った方がいれば、ぜひカジュアルにお話したいです。twitterやdiscord等からの気軽にコンタクトしてください!』

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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コメント2件

  • 中山 裕史

    中山 裕史

    • 株式会社NEXT
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