法人カードの「UPSIDER」 | みずほキャピタル・SMBCベンチャーキャピタルから資金調達、国内3大メガバンクグループがUPSIDERに出資
法人カード「UPSIDER」を提供する株式会社UPSIDERは、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルによる資金調達(シリーズCラウンド エクステンションラウンド)を実施したことを発表した。これにより、既存株主である三菱UFJキャピタル(三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタル)と合わせ、国内メガバンク系VC3社からの資金調達が完了したことになる。
UPSIDERは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに、法人カード「UPSIDER」、およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」の提供を通して、企業の成長を業務効率化と資金面の双方から支えてきた。この度のみずほキャピタル(みずほ銀行のベンチャーキャピタル)、SMBCベンチャーキャピタル(三井住友銀行のベンチャーキャピタル)による戦略的な資本参画をUPSIDERに対する期待と捉え、国内3大メガバンクグループの力を借りながら、日本の「法人支払い」を次のステージへと進めていく考えだという。
投資家からのコメント
■みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町祐輔氏
『UPSIDER社は成長企業向け法人カードNo.1を掲げて急成長を続けています。みずほキャピタルはUPSIDER社の「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションに共鳴すると共に、宮城社長をはじめ経営チームの皆様がBtoB決済プラットフォームとして同社を大きく成長させ、今後日本の金融分野にデジタル変革をもたらすものと期待し、今回投資させて頂きました。挑戦する人々が活躍できる社会にするために、金融業界の一員としてみずほグループもUPSIDER社の成長に貢献して参ります。』
■SMBCベンチャーキャピタル株式会社 投資営業第四部 次長 竹内基紘氏
『法人カード事業の圧倒的な急成長を実現させたUPSIDERのチームの皆様には感服しています。宮城CEOをはじめとするこのチームであれば、法人カードのみならず法人間決済やその先の挑戦まで実現できると期待しており、今回の出資により大きな挑戦の一翼を担えることに心を躍らせております。弊社も出資のみならずグループの力を活かした様々なご支援につなげるべく尽力いたします。』
法人カード「UPSIDER」について
UPSIDERは、利用限度額や会計処理などの財務課題を解決する法人カードだ。特に、最大1億円以上の利用限度額(前払い・後払い)や、バーチャルカードの発行・管理機能、会計処理の早期化を助けるSaaS機能が好評で、アクティブな利用企業は1,000社以上、利用継続率は99%以上を誇る。
さらに、上場企業の顧客が急増しているそうだ。背景として、カード利用先の制限や権限設定機能、Slack連携機能などのリリースにより、これまでになく法人カードを安全に運用することが可能になっていることが挙げられる。ガバナンスやアカウンタビリティーが重要な上場企業の顧客にとって、全社的な支出管理の厳格化、経費精算業務の簡略化、会計処理の早期化に繋げられる。
▼UPSIDERはカードの利用先や金額をWeb上で柔軟に制限することが可能
UPSIDERが提供するサービスについて
UPSIDERは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに、法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供している。個人事業主・法人企業を対象とした「支払い.com」は、企業間の取引におけるあらゆる銀行振込の支払いを、ユーザーが持つクレジットカードで決済できるサービスだ。支払いをクレジットカードの引落日まで延長することで、ユーザーは資金繰りの改善が可能となる。また、ユーザーは書類の提出や面談、審査の必要がない。
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