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運送業DXサービス『トラッカーズ』運営のAzoop、シリーズBで約13.8億円の資金調達を実施

運送業DXサービス『トラッカーズ』運営のAzoop、シリーズBで約13.8億円の資金調達を実施

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『トラッカーズ』のサービスブランドで、運送企業向け業務支援SaaSおよび車両売買プラットフォームを提供する株式会社Azoopは、シリーズBラウンドにて、既存投資家であるジャフコ グループ株式会社に加え、新規投資家である株式会社モノフルのグループ会社をリードインベスターとして、SBI 4&5投資事業有限責任組合及びSBI 4&5投資事業有限責任組合2号、JA三井リース株式会社、りそなキャピタル6号投資事業組合、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資により、総額13.8億円の資金調達を実施した。今回の資金調達により、累計調達額は約18.5億円となった。

同社は2017年5月の創業より、『商用車』と密接に関わりのある物流・運送業界にフォーカスし、古き商習慣が色濃く残る同業界にデジタル化を推し進めてきた。市場規模15兆円の同業界は、労働力不足や輸送効率の悪化など深刻な課題を抱える一方、いまだ電話やFAXで業務の受発注が行われている。今後も同業界が抱える課題を解決できるサービスを順次展開し、物流・運送業界の『利益最大化と業務効率化』に貢献していきたいという。

今回調達した資金は、人材採用や各プロダクトの開発に資する予定。

今後も『トラッカーズ』というサービスブランドで、「仕組みを変えて、”はたらくクルマに関わる個人と企業”の選択肢と可能性を広げていく」というブランドミッションを実現していくという。

 

引受先 

・株式会社モノフル

・ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合

・ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合

 運営:ジャフコ グループ株式会社

・SBI 4&5投資事業有限責任組合

・SBI 4&5投資事業有限責任組合2号

 運営:SBIインベストメント株式会社

・JA三井リース株式会社

・りそなキャピタル6号投資事業組合

 運営:りそなキャピタル株式会社

・きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合

 運営:きらぼしキャピタル株式会社

・みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合

 運営:みずほキャピタル株式会社

※敬称略、順不同

 

引受先からのコメント

■株式会社モノフル 代表取締役社長 藤岡 洋介 氏

トラックを起点としながら運送会社の経営課題を解決する、Azoop社のサービス内容と事業成長のスピード、そして着実に目標を達成していく強い組織を評価し、本ラウンドのリードインベスターとしてご出資させていただきました。モノフルとして、今回の資金調達を通じてGLPグループの顧客基盤を活かしながら、『トラッカーズ』プラットフォームにおける取扱車両数の拡大と、運送会社の収益改善に寄与する価値提供の支援を行ってまいります。

■ジャフコ グループ株式会社 投資部パートナー 坂 祐太郎 氏 シニアアソシエイト 長島 昭 氏

新たなサービスを次々とリリースしているAzoop社ですが、その根底にあるのは、物流・運送業界で働く人々の力になりたいという純粋な気持ちです。徹底的にお客様の日々のオペレーションを理解し、歩み寄っている当社だからこそ、生み出せる価値があると信じ追加のご出資をさせていただきました。ぜひ今後のAzoop社、トラッカーズの展開を楽しみにしていただきたいです。

■SBIインベストメント株式会社 投資部 マネジャー 佐々木 尊正 氏

独特の商慣習や業界課題等が残る巨大な物流市場において、Azoop社は8割弱を占める企業間配送を対象に配送業者向けのソリューション提供を行うなか、業界への深い理解をもとに、商用車ならではのマーケット特性を活かした着実な事業展開や多様な事業展開が見込めることに大きな可能性を感じ投資させて頂きました。今後はSBI Africaでの利活用を初め、地方創生に取り組むSBIグループおよび協力パートナーのネットワークを活用し、同社をサポートさせて頂きます。

■JA三井リース株式会社 プロジェクト本部サステナブルライフ事業部長 杉田 剛 氏

Azoop社は古い商習慣の残る商用車流通と物流・運送業界が抱えるペインポイントを解決するソリューションを提供しており、大きな成長の可能性を感じております。今回の出資を機に、JA三井リースグループの持つファイナンス機能や営業ネットワークの提供など、多岐にわたる連携を加速し、Azoop社の事業成長を全力でサポートしていきます。

■りそなキャピタル株式会社 代表取締役社長 菊池 英勝 氏

Azoop社は中古車商用車を直接購入できるECサイトの運営や買取りサービスをはじめ、業界が抱える労働力不足や車両・ドライバー・輸送計画の管理等を効率化する運送会社の業務支援サービスで古い商習慣が残る同業界のデジタル化を推し進めており、今回の投資は、そうしたサービスに必要な人材採用や各プロダクトの開発に期待するものです。

■きらぼしキャピタル株式会社 代表取締役社長 陣内 伸夫 氏

Azoop社の本ラウンドに参画できましたこと、大変嬉しく思います。当社は商用車という多様な仕様・用途のある自動車の分野で、独自のノウハウによるニーズのマッチングにより、取引の透明性と価格の適正化を実現しています。併せて運送事業者に対しては、クラウド業務支援システムの提供を通して、業務効率化と収支の可視化をサポートしています。ITを駆使して運送業界の人手不足や非効率なオペレーションといった課題を解決できるという点で社会的意義は大きいものと思っております。「仕組みを変えて、世の中の選択肢と可能性を広げていく」という彼らのミッションを果たすべくご一緒できることを楽しみにしております。

■みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町 祐輔 氏

物流・運送業界は成長領域である一方で、労働力不足や収益性低下等の課題を抱えています。Azoop社が提供する、中古商用車買取オークション、EC並びに車両・運行管理の業務効率化SaaSサービスは、業界の課題を解決し、更に業界にデジタル変革をもたらすものと期待し、出資をさせて頂きました。みずほキャピタルは、朴社長をはじめAzoop社の皆様と共に、物流・運送事業者の「利益最大化と業務効率化」実現に貢献して参ります。

関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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