Handii × GMOあおぞらネット銀行 ｜ 業務提携により、ワンストップ型の「請求書支払いサービス」の提供開始を目指す
株式会社Handii（ハンディ）とGMOあおぞらネット銀行株式会社は、法人向け経理業務DX推進を目的に業務提携契約を締結したことを発表した。提携の第一弾として、2022年秋にHandiiよりワンストップ型の「請求書支払いサービス」の提供開始を目指すという。
ワンストップ型「請求書支払いサービス」とは
「請求書支払いサービス」は、GMOあおぞらネット銀行の「かんたん組込型金融サービス」のパーツの一つである銀行APIを活用し、請求書データアップロード後の振込手続きを自動化するサービスだ。経理業務にかかる負荷を軽減する。
両社は、本サービスを皮切りに、法人向け決済手段のさらなる拡充に留まらず、Handiiが構想する経理業務における決済やワークフロー、予算管理、支出レポートなど経理業務のDXを推進するさまざまなソリューションを一つに統合した「Spend Management（スペンド・マネジメント）サービス」の実現に向け、今後も協働していくという。
※「請求書支払サービス」の提供開始には、Handiiが電子決済等代行業などの必要なライセンスを取得することが前提となる。
各社代表コメント
■株式会社Handii 代表取締役社長兼CEO 柳志明 氏
『今回、GMOあおぞらネット銀行さまと新しい法人決済の実現に向けた取り組みを行えることを大変嬉しく思います。これまでの法人決済は、決済とそれに関連する各種の業務フローがシステム的に分断されることにより、非効率が生まれておりました。弊社はクラウドで簡単に法人カードを管理できる新しい法人カードサービス「paild」を2020年8月にリリースし、カード決済の効率的な運用を実現して参りましたが、本提携により、カード決済のみならず、包括的な法人支出管理を実現することで、ユーザーへの更なる価値貢献を目指してまいります。』
■GMOあおぞらネット銀行株式会社 代表取締役会長 金子岳人 氏
『このたびHandiiさまとの協働により、当社の「かんたん組込型金融サービス」が、Handiiさまが提供するサービス・ブランドの世界観の中で、エンドユーザーのよりよい顧客体験の創造に寄与できることを嬉しく思っております。2022年秋の提供開始を目指している「請求書支払いサービス」を皮切りに、法人向け各種決済サービスへと拡充する「Spend Management（スペンド・マネジメント）サービス」の進化に向けて、引き続き両社で検討を重ね、日本のDX・組込型金融の普及に尽力してまいります。』
株式会社Handii について
Handiiは、「新しい金融を切り拓く」を掲げ法人向け決済サービスを展開している。2020年8月にリリースした法人カードサービス「paild」は、法人カードをクラウドで発行できるサービスだ。初期費用・年会費・カード発行手数料はすべて無料で使うことができる。
GMOあおぞらネット銀行株式会社について
GMOあおぞらネット銀行株式会社は、「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供している。
オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール＆スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール＆スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げている。“お客さまのビジネスの成長＝当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進している。
※トップの写真は、右：株式会社Handii 代表取締役社長兼CEO 柳 志明氏、左：GMOあおぞらネット銀行 代表取締役会長 金子 岳人氏
※関連リンク：プレスリリース
