「スマート脳ドック」の仕組みを提供するスマートスキャン、総額13.7億円の資金調達
病院やクリニックのDX推進をサポートするスマートスキャン株式会社は、シリーズB資金調達ラウンドにおいて総額13.7億円の資金調達を完了したことを発表した。
今回の引受先は、NVCC9号投資事業有限責任組合(日本ベンチャーキャピタル株式会社)、株式会社クレディセゾン、株式会社DGベンチャーズ、キヤノンメディカルシステムズ株式会社、UNICORN2号ファンド投資事業有限責任組合(山口キャピタル株式会社)、出光興産株式会社、Aflac Ventures LLC(Aflac Ventures Japan株式会社が投資活動を支援)、個人株主となっている。
資金調達概要
■調達金額
総額13.7億円
(2017年2月創業以降の資金調達累計25.3億円、借入金による調達を除く)
■調達方法
B種優先株式
■引受先
NVCC9号投資事業有限責任組合(日本ベンチャーキャピタル株式会社)
株式会社クレディセゾン
株式会社DGベンチャーズ
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
UNICORN2号ファンド投資事業有限責任組合(山口キャピタル株式会社)
出光興産株式会社
Aflac Ventures LLC(Aflac Ventures Japan株式会社が投資活動を支援)
個人株主
■資金用途
運転資金
資金調達の背景と目的
世界中で高齢化が進む今、予防医療への注目が高まっている。
予防医療は、社会全体を活気あるものにするだけでなく、人々のクオリティオブライフを高めることにつながる。いつまでも元気に健康で過ごすためには、自身の健康状態や病気リスクを知っておくことが大切。
これまでスマートスキャンは、誰もが気軽に脳ドックを受診できる環境を整えるべく、「スマート脳ドック」 https://smartdock.jp/ サービスの仕組みの構築、クリニックのプロデュースを進めてきたという。
今後、限られた医療資源を有効活用することで地域医療格差をなくし、多くの人の健やかな未来のために、「スマート脳ドック」を中心とした事業をさらに拡大していく。また、このモデルを国内のみならず海外にも展開し、同社の企業理念でもある「病気にならない世界を作る」ことの実現に向け尽力していくという。
今後の事業展開
「スマート脳ドック」サービスの仕組みを提供するシェアリングエコノミー事業の拡大、移動式健診サービスの本格展開を進めていく。また、より多くの人に気軽に脳ドックを受診できるよう当該サービスおよび周辺情報の発信を強化するほか、将来的には医療データを活用し新たな価値を生み出す事業を展開していくという。
スマートスキャン 代表取締役 濱野斗百礼氏 コメント
シリーズBにおいても、様々な企業様や投資家様からご支援をいただきました。心より御礼申し上げます。
スマートスキャンでは、設立からこれまで、ITの力を使いDXを推し進め、仕組を変え、誰でも「脳ドック」を気軽に受診できる環境を整えてまいりました。私たちが提供する「スマート脳ドック」のサービスは、脳血管疾患を発症する前に発見することができ、活力ある長寿社会に貢献できると確信しています。
当社の理念である「病気にならない世界を作る」と、SDGsの「すべての人に健康と福祉を」の実現に向け、引き続き、みなさんの健康に寄与する事業に邁進いたします。
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