アマチュアスポーツ向け映像分析ツールを提供するSPLYZAが、約2.5億円の資金調達を実施
アプリケーション開発でスポーツ×教育の支援を行う株式会社SPLYZAは2021年9月に、ジャフコグループ株式会社および栖峰投資ワークス株式会社がそれぞれ運営管理するファンドより資金調達を実行したことを発表した。
アマチュアスポーツの「もっと上手くなりたい」を叶える
SPLYZAはアマチュアスポーツ向け映像分析ツールを開発・販売している。
現在の主力自社提供サービスである「SPLYZA Teams」は高校サッカー部をはじめとした約600チームに導入されており、ユーザーは3万人以上となっている。
スポーツの魅力は、課題の発見と、解決方法をトライ&エラーでより最適解に近いものを導き出していくところにある。年代問わず、社会を生き抜くチカラをスポーツで、そしてSPLYZAのサービスを活用することで身につけてもらえることを強く願っているという。
資金調達の目的と展望
サービス開始当初は、部活動やスポーツチームでの利用が中心だったが、現在は学校でのICTの導入が進む中、高校や大学の体育授業などでの利用も増加している。多様化するユーザーのニーズに迅速に応えるべく、今回の資金調達で企業としての総合力を更に強化していくという。
具体的には、主力製品であるSPLYZA Teamsの機能追加、新製品の開発、コンピュータービジョンによる研究開発の強化など開発体制の強化を行うとともに、営業及びマーケティング、カスタマーサクセスなど市場拡大に向けた販売促進活動と顧客フォロー体制も強化する。
投資家からのコメント
■ジャフコグループ株式会社 パートナー 佐藤 直樹氏
自己管理能力、メンタルタフネス、戦略的思考、認知能力、記憶力等を総動員してレベルアップを図ることができるスポーツの魅力に着眼。
スポーツという裾野が広く普遍的なテーマに対して、チームビルディング・自主性を学ぶ教育的観点を切り口に、テクノロジーを活用してスポーツ愛好家のレベルアップに寄与する数々のサービスを提供しているSPLYZAに限りない魅力を感じて投資させて頂きました。
今後のSPLYZAの発展・成長に全力でコミットして参ります。
■栖峰投資ワークス株式会社 代表取締役 関 兵馬氏
近年、アマチュアスポーツでは「選手の自主性醸成・学習能力向上」と言った教育的側面が注目されています。「SPLYZA Teams」は、このトレンドにマッチするサービスです。選手自身が試合の動画を手軽に撮影・編集することで、自主性・学習能力を高め、監督の負担を減らす。この独自の価値提供により、スポーツ×教育の分野において不可欠な存在となっているSPLYZA社のさらなる成長に期待しております。
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