東急スポーツシステム×ピープルスポーツ×ラクシーズ | スポーツ施設運営を効率化する分析ツール『MINERVA』がリリース
東急スポーツシステム株式会社は、ピープルスポーツ株式会社と株式会社ラクシーズが、同社グループとして開発、提供を行う「スポーツ施設運営マネジメントシステムLaBOLA」向けの分析ツール『MINERVA』の開発に協力として参画し、同システムが2020年12月1日(火)にバージョン1.0をリリースしたことを発表した。
この分析ツール『MINERVA』はLaBOLAの追加機能として提供され、LaBOLAを通じて蓄積されたスポーツ施設のさまざまなデータを基に、施設の稼働率や顧客の属性、利用頻度、売上推移など、運営に関する情報を可視化し、サービス改善やスタッフ間の情報共有、意思決定のスピードアップなどに貢献する。
また、今回東急スポーツシステムは、「アディダスフットサルパーク」を展開する運営実績をもとに、機能開発へのアドバイスや情報提供、各店のマネジャーやスタッフによる実地テストなどの開発協力を行うことで、よりスポーツ施設の運営にマッチした製品開発を実現することが出来たという。
コメント
■マーケティングを強化し、フットサル施設の持つポテンシャルを最大限に活かす
東急スポーツシステム株式会社 運営本部 運営四部 部長|土本和孝氏
フットサルを中心とした各種スポーツやレクリエーションが行われるフットサル施設は、人々の健康作りに、人と人をつなぐコミュニティ作りに、そして子どもたちの健全な成長に大きな意義があり、いわば重要な社会インフラとしての機能があると考えています。
しかし、近年マーケット全体の縮小傾向が続き、収益は年々下がり苦戦を強いられてきています。この現状を変えたい!改善への道筋を見出したい!と思った時に、“必要なデータ不足”“データ集計にかかる手間”など、顧客を知るための土台が備わっていないことが課題でした。
このMINERVAは、顧客を知ることからはじまり、利用促進や売上向上につなげていくサイクルを生み出すために欠かすことのできないものになるでしょう。
これからはこのMINERVAを活用したマーケティングを強化し、フットサル施設の持つポテンシャルを最大限に活かし、もう一度フットサルが活況だった時代を再構築していきたいと思っています。
■比較や分析が簡単、手軽に行え、的確に集客増加の施策を行うことができる
アディダスフットサルパーク池袋 ディレクター|油布雅司氏
MINERVAは実際に使用してみてとても使い勝手が良く、分かりやすい分析システムだと感じました。
自店舗の予算や目標金額との比較や分析が簡単、手軽に行え、カテゴリーやプログラムごとの売上や稼働率もすぐに確認できるので、稼働の低い日や時間帯、プログラムに対し、的確に集客増加の施策を行うことができます。また、アルバイトスタッフも日常的に運営状況の確認ができ、自分が働いている施設の現状を把握することができます。
それにより以前よりも現場でのコミュニケーションが増え、売上増加の為に様々な施策やイベントを協議しております。今後はこのMINERVAをさらなる店舗運営の向上に役立てたいと思います。
無償トライアル期間と有償プランの提供について
現在、LaBOLAの利用者は2021年3月末まで、「無償トライアル期間」として、『MINERVA』の全機能を制限なく試すことができる。また、2021年4月リリースのメジャーアップデート版(バージョン2.0)より、有償での提供を開始し、別途申込みすることで同ツールの利用が可能となる予定。(※一部の機能は標準機能として無償で利用できる予定。)
LaBOLAとは
スポーツ施設の予約受付けや会員管理などの運営業務をトータルにサポートするSaaSサービスで、全国のフットサル施設を中心に約300施設に導入されている。
MINERVAの主な機能
①MINERVA専用ダッシュボード
ダッシュボードを利用することでいつでも簡単に見たい情報を閲覧することが出来る。
②目標値設定
月次の売上目標などを設定することで達成状況を一目で確認することが出来る。
③顧客データセグメント
年代や性別、利用頻度など、施設の顧客をさまざまな条件でセグメントし、効果的なアプローチに役立てる。(※2021年初旬に提供予定)
④データ比較
売上や予約数などのデータを自施設の過去のデータや姉妹店、全国の平均値などと比較。(※2021年中旬に提供予定)
⑤CSVダウンロード
分析データをCSVファイルとしてダウンロードし、日々のレポートや検討資料の制作を容易にする。
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