ライナフ×福岡銀行 | オートロックマンションにおける安全な置き配の普及で連携、脱炭素化を目指す
AIとIoTで不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフは、株式会社福岡銀行とともに、オートロックマンションにおける置き配を普及させるための連携を開始した。互いの協力関係を強化していくことで、地球温暖化の大きな要因となっているCO2 排出量を削減し、脱炭素化に貢献していくという。
背景
昨今の地球温暖化は、単なる「気候変動」ではなく、「気候危機」とも言われるほど、環境への負担が大きくなっている。国民一人ひとりの衣食住や移動といったライフスタイルに起因する温室効果ガスは、日本全体の排出量の約6割を占めるという分析もあるほど、深刻な問題となっている。
ライナフは、こうした地球温暖化への対策として、不動産管理会社、オーナー向けにオートロックマンションにおける「置き配」の導入支援をおこなってきたという。置き配は、指定した場所に非接触・非対面で荷物を受け取る配達方法で、このコロナ禍で需要が急増。不在等の理由で荷物を受け取れず、再配達起因のCO2排出量の増加も問題視されている。「置き配」を導入することで、こうした状況の改善が可能になるという。今回、福岡銀行とともに、同行の保有するネットワークとの連携を強固にしていくことで、再配達起因のCO2排出量の削減、ならびに持続可能な社会の実現に向けた脱炭素化へと貢献していくという。
取組内容
福岡銀行が銀行グループで展開している「FFGビジネスマッチングシステム」への掲載を通じて、「置き配」に関するビジネスマッチングの連携を開始。福岡銀行の利用者に向けて、無償で置き配のデバイスの提供・設置、導入支援をおこなうことで、安全な置き配の推進と脱炭素化に貢献していくという。
ライナフの置き配「置き配 with Linough」
オーナーや管理会社に向けて、Amazonが提供する「Key for Business」、およびライナフの「NinjaEntrance」を活用したオートロックマンションにおける置き配の普及をおこなうという。初期費用、デバイス費用ゼロで置き配を簡単に導入できるのに加えて「NinjaEntrance」の機能として、入居者の非接触解錠、内覧対応時のエントランス遠隔解錠など豊富なエントランス機能が利用可能に。東急住宅リース、Hmlet Japan、Good不動産、京王不動産、工藤建設、トーシンコミュニティーなど導入実績多数。ライナフはAmazon Key for Businessの認定パートナー。
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