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愛知県×ソフトバンク | スタートアップ支援拠点整備等事業の基本協定を締結

愛知県×ソフトバンク | スタートアップ支援拠点整備等事業の基本協定を締結

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ソフトバンク株式会社は、愛知県が公募した、愛知県スタートアップ支援拠点「ステーションAi(エーアイ)」の整備・運営事業者(代表企業)として採択された。これに伴い、愛知県とソフトバンクは、愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業の基本協定を、2021年9月7日に締結したことを発表した。

▲上写真:左からSTATION Ai代表取締役社長の佐橋 宏隆氏、愛知県知事の大村 秀章氏、ソフトバンク代表取締役社長の宮川 潤一氏(画像は調印式動画より抜粋)

ソフトバンクは、この事業の主体となる特別目的会社(SPC)として、「STATION Ai株式会社(ステーション・エーアイ)」を2021年9月1日に設立。STATION Ai株式会社の代表取締役社長 兼 CEOには、ソフトバンクの子会社で新規事業を手掛けるSBイノベンチャー株式会社において、社内起業プログラムの設計・運用・審査や、各事業の成長支援を行ってきた佐橋 宏隆氏が就任した。

今後、ソフトバンクおよびSTATION Ai株式会社は、愛知県や協力企業と連携しながら、2024年10月の「ステーションAi」の開業とその後の事業運営に向けて取り組むという。具体的には、ソフトバンクとグループ各社が持つ5G(第5世代移動通信システム)やIoT、AI(人工知能)などの最先端のテクノロジーを施設の運営に生かすとともに、スタートアップ支援のノウハウや国内外の企業とのネットワークなどを活用することで、「ステーションAi」を機軸にグローバルなスタートアップ・エコシステムを構築していく。これにより、愛知県を中心としたグローバルなスタートアップ・コミュニティーを形成し、日本のみならず世界におけるイノベーション創出の中核的な拠点となることを目指すという。

なお、9月7日に行われた基本協定の調停式には、愛知県知事の大村秀章氏も出席。冒頭の挨拶の中で、「STATION Ai」の整備に先駆け、スタートアップの総合支援を行う拠点である「PRE-STATION Ai」を開設したことにも触れ、「統括マネージャーも置きながら、数十のスタートアップが入居し、ピッチイベントなども行われている」と話した。


※出典:[愛知県知事 大村秀章] プレゼンテーション資料

※関連プレスリリース:【eiicon company】愛知県に新設「プレ・ステーションAi」事業等の運用業務を受託

愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業について

愛知県は、優秀なスタートアップを創出するとともに、世界から有力なスタートアップを呼び込むことで、スタートアップと地域のものづくり企業などとのオープンイノベーションを促し、新たな付加価値が次々と創出されるグローバルなイノベーション拠点の整備を推進している。この取り組みの一環として愛知県が公募した、愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業において、2021年7月21日にソフトバンクが整備・運営事業者(代表企業)として採択された。なお、「ステーションAi」の設計・建設や運営・維持管理などの事業主体は、SPCのSTATION Ai株式会社が担うという。

事業の概要

■対象施設:愛知県スタートアップ支援拠点「ステーションAi」(名古屋市昭和区鶴舞1丁目 201~204)

施設面積:敷地面積:7,332.11平方メートル、延べ床面積:23,098平方メートル

施設構成:スタートアップ向けオフィス

パートナー企業(海外のスタートアップ支援機関・大学を含む)向けオフィス

テック・ラボ(試作品製作・評価施設)

会議室

イベントスペース

宿泊・研修施設

託児施設

行政支援窓口・人材流動化支援窓口

カフェ・レストランなどの民間収益施設 他

事業期間:設計・建設期間:2021年10月~2024年9月

運営・維持管理期間:2024年10月~2034年9月

事業主体:STATION Ai株式会社

代表企業:ソフトバンク株式会社(統括管理)

協力企業:株式会社石本建築事務所(設計・施工監理)

株式会社フジタ(施工)

合同会社DMM.com(テック・ラボ運営)

SBイノベンチャー株式会社(スタートアップ支援)

シービーアールイー株式会社(維持管理)

株式会社トットメイト(託児施設運営)

「ステーションAi」におけるソフトバンクの取り組みやスタートアップ支援について

ソフトバンクは、「ステーションAi」においてスタートアップの創出を促進するために、独自のファンドを設立する予定だという。また、ソフトバンクが持つ国内外の企業とのネットワークを生かして有力な企業やスタートアップを積極的に誘致する他、スタートアップ支援のノウハウを基に、新規事業の創造に向けたプログラムの提供や起業後のメンタリングなど、フェーズに合わせたきめ細やかなサポートを行うという。さらに、スタートアップ同士や地域内のものづくり企業と新規事業の共創ができるプログラムを展開することで、スタートアップの継続的な成長や海外展開を支援する。これにより、「ステーションAi」が、世界をリードするスタートアップ・エコシステムの拠点となることを目指すという。

その他、ソフトバンクが竹芝本社のスマートビルなどで活用しているIoTやAI、ロボット、ビッグデータ解析をはじめとする先端技術を「ステーションAi」に導入し、一般の利用者も常に最新のテクノロジーを体感できる施設にする予定だという。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部

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