株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」× 野村HD | 全国のベンチャー企業への成長支援に向け資本業務提携
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」を運営する、株式会社日本クラウドキャピタルは、野村ホールディングス株式会社(野村HD)を引受先とした第三者割当増資を行ったと発表した。また、両社は資本業務提携の合意に至ったことも同時に明らかにした。
日本クラウドキャピタルは、今回の野村HDからの出資も含めて、2020年11月から続く第三者割当増資のエクステンションラウンドをクローズした。調達額は約21.7億円、設立からの累計調達額は約35.9億円となり、株主数は124人になったという。
資本業務提携の内容
日本クラウドキャピタルは、誰もがフェアに挑戦できる未来を創るため、これまで株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」の提供を通じてファン投資家とベンチャー企業をつなぎ、成長支援に向けた取り組みを行ってきた。今回の野村HDとの業務提携により、野村HDの全国のネットワークを通じて、全国のベンチャー企業への資金調達を中心とした成長支援を行っていく考えだ。
本シリーズ資金調達の目的
本シリーズの資金調達によって、既存ビジネスのオペレーションを強化するほか、セカンダリーマーケット構築のための、体制強化およびシステム開発に投資を行う。本シリーズでの引受先は、既に発表済み先も含め、以下のとおりだ(敬称略、50音順)。
■いよぎんキャピタル株式会社 いよベンチャーファンド6号投資事業有限責任組合
■i-Lab5号投資事業有限責任組合
■加賀電子株式会社
■株式会社菊池製作所
■ちばぎんキャピタル株式会社 ひまわりG5号投資事業有限責任組合
■野村ホールディングス株式会社
■東急株式会社
■株式会社Birdman
■株式会社Macbee Planet
■PE&HR株式会社
■株式会社Sun Asterisk※
■株式会社VOYAGE VENTURES
その他機関投資家
および、大冨智弘氏、その他個人投資家
※ 株式会社Sun Asteriskは既存引受先。
FUNDINNOのこれまでの実績
■トラックレコード
「成約金額のシェア」および「登録ユーザ数」「成約したプロジェクト」について
■年別成約プロジェクト数
年別の成約プロジェクト数と、エグジット(上場および相対取引)発生件数および解散・倒産件数
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の概要
日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォームである「FUNDINNO」は、1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができる。ベンチャー企業は各地から集まり、その中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行う。
FUNDINNOでは普通株式や新株予約権への投資となり、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。企業によっては投資に対してエンジェル税制を活用できる場合や、株主優待を設定している会社もあり、新しい投資体験が可能だ。
※FUNDINNOを通じて投資を行う場合は、投資家にも投資適格性などの審査が必要。
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