Akerun×hacomono|新型コロナウイルス感染症の影響を受けるフィットネス/スポーツジムの運営効率や競争力の向上へ向け事業者のDXを支援
株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)は、株式会社hacomonoと共同で、クラウド型「Akerun入退室管理システム」と、月謝制サブスク店舗のための次世代会員管理・予約・決済システム「hacomono」の連携ソリューションを通じて、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるフィットネス/スポーツジムの運営者を支援する取り組みを実施する。
この取り組みを通じて、フィットネスジムやスポーツジムなどの会員制ビジネスのDXを通じた運営効率向上やセキュリティ強化を支援し、新型コロナウイルス感染症対策に取り組むフィットネス業界のさらなる競争力の向上と、運営者と会員の双方にとって安心・安全な利用環境の実現に貢献するという。
フィットネスやスポーツジムに求められている、変化するニーズへの対応と競争力の向上
2020年初から本格化した新型コロナウイルス感染症の影響を受け、フォットネスやスポーツジムなどの会員制施設では利用者の大幅な減少に直面しており、2020年5月には2020年2月比で5%未満にまで利用者が減少した。その後も利用者数は、2020年2月比で7〜8割程度にとどまっており、引き続き厳しい経営環境が続いている。
さらに、これらの施設では利用者の大幅な減少に加えて、感染症対策の取り組みも求められており、費用や工数などの負担もさらに高まっている。
「Akerun入退室管理システム」と「hacomono」による支援プラン
このような状況を受け両社は、厳しい経営環境が続くフィットネスやスポーツジムなどの会員制ビジネスを支援するため、施設のセキュリティ強化や省人化に加え、日々の会員管理/決済管理/予約管理の業務効率を向上できる連携ソリューションをこれまで以上に導入しやすいプランで提供するという。
「Akerun入退室管理システム」と「hacomono」は、2020年8月からAPIによるシステム連携を行っており、すでに多くのフィットネスやスポーツジムなどの運営効率化とセキュリティ強化を支援してきた。今回の支援プランの提供を通じて、フィットネス/スポーツジムのDXを通じた競争力の向上に加え、運営者と会員の双方にとって安心・安全で快適な施設運営の実現を支援する。
「Akerun入退室管理システム」と「hacomono」のAPI連携でできること
フィットネスやスポーツジムなどの月額制店舗では、入会時の書類作成、会員証発行などの事務手続きが多く、常勤の担当スタッフの配置による人件費の負担に加え、現在では新型コロナウイルス感染症の影響による非対面型店舗運営に課題がある。
このような課題に対して、会員顧客のスマートフォンや交通系ICカードでドアを解錠できる「Akerun入退室管理システム」とオンライン型入会・予約・決済を実現できる「hacomono」のシステム連携により、一連の事務手続きのオートメーション化や施錠管理の徹底による24時間運営・省人化が可能になり、キーレス型・非対面型のクラブ運営を実現できる。
具体的な連携内容
■入会・退会者データの自動連携
hacomonoでWeb入会するとリアルタイムでAkerunにユーザー情報・鍵権限情報が同期され、会員はいつも使っている交通系ICカードやスマートフォンから、店舗の鍵を解錠できるようになる。
■入退室履歴の自動同期
Akerunの入退室履歴がhacomonoに自動同期されるため、会員ごとの利用状況などを正確に把握・分析することで、サービス向上に役立てることができる。また、施設内の滞在者を遠隔からリアルタイムに確認できるため、感染症対策としての混雑状況の把握も可能。
■支払が滞っている会員の入室権限の取り消し
hacomono側での月謝支払に失敗している場合、hacomonoでは会員に対して自動催促、自動再徴収を行う。支払がない会員に対しては、hacomono側からオンライン予約を停止したり、Akerunの鍵権限を削除したりすることで入室権限を削除できる。
サービス概要
同支援プランについて
対象:「Akerun入退室管理システム」と「hacomono」の両方、またはいずれかを未導入の事業者
適用条件:新規で「Akerun入退室管理システム」と「hacomono」のいずれかを申し込む事業者
期間:2021年6月30日の申込み分まで
フォトシンスならびにhacomonoでは、今後も新型コロナウイルス感染症対策に取り組むフィットネスやスポーツジムなどの会員制施設のDXを支援することで、セキュリティ強化や施設管理のさらなる効率化、そして会員制ビジネスの業務効率の向上を支援し、競争力の向上に貢献していくという。
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