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ウェルネス産業向けSaaS「hacomono」 | 20億円の資金調達、フィットネス・公共運動施設・スクール向けDXを推進

ウェルネス産業向けSaaS「hacomono」 | 20億円の資金調達、フィットネス・公共運動施設・スクール向けDXを推進

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フィットネスクラブ・公共運動施設・スクールなどウェルネス産業向けの会員管理・予約・決済システムを提供する株式会社hacomonoは、シリーズBラウンドにおいて、シニフィアン株式会社、およびみずほキャピタル株式会社が共同で運営するグロース・キャピタル「THE FUND」を新規リード投資家として、Coral Capital、ALL STAR SAAS FUND(既存投資家)を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額20億円の資金調達を実施したことを発表した。

運動習慣を民主化し、日本をウェルネス大国へ

hacomonoは「ウェルネス産業を、新次元へ。」をミッションとして掲げ、フィットネスクラブをはじめとしたウェルネス産業向けの会員管理・予約・決済システム「hacomono」を提供している。hacomonoは2019年3月の発売以来、店舗の事務手続きを無くし、顧客の店舗体験を高めるソリューションとして、すでに業界大手を含む多くの企業、店舗、施設に導入されている。新型コロナ感染症が拡大する昨今においては、業界のオンライン化(非対面・非接触・脱労働集約)、キャッシュレス化など、DXをさらに推し進めてきたという。


hacomonoは今後、業界と共に「Sports for All. (すべての人に運動習慣を)」を合言葉に、不健康大国日本における運動の民主化を目指すべく、フィットネスクラブ、公共運動施設、スイミングスクール・ダンスやバレエスクール・ゴルフスクールなどのウェルネス系スクールへの展開を強化していく計画だ。

ウェルネス産業の課題と可能性

超高齢化が進み、不健康大国とも言われる日本では、医療費・介護費の増加、労働人口減少といった課題がある。このペースでいくと2030年にはサービス業の労働人口が数百万人不足するといった統計情報もあり、ウェルネス業界においても労働生産性の向上は、大きな改善テーマだ。

店舗ではまだまだアナログな作業が多く、それによる従業員の負担増、サービスへのパフォーマンスの低下など、本来ウェルネス産業の持つ魅力や価値が人々に十分に伝えられていない現状がある、と同社は考えているという。実際に、健康課題を多く抱える国でありながら、日本におけるフィットネス参加率はわずか3〜4%と言われ(北欧などでは20%)、ウェルネス産業のポテンシャルを最大化するためにも、従業員、ユーザー、双方の体験価値を向上させるシステムや環境づくりが求められている。

hacomonoは「ウェルネス産業を、新次元へ」のミッションのもと、その現状を打破し、ウェルネス産業に関わる人がさらに働きやすく、また、あらゆるウェルネス体験を向上させ人々の運動習慣をさらに身近にしていくために、この度シリーズBの資金調達を行ったという。今回調達した資金は主に以下の用途に充てていく計画だ。

調達資金の使用用途

■エンジニア、UI/UXデザイナーチーム増強

■セールス・カスタマーサクセス・サポートチーム増強

■日本全国への拠点づくり

ウェルネス産業向けSaaS「hacomono」とは

リアル店舗における予約・決済や入会手続きが顧客自身のPCやスマホ端末からオンラインで完結し、店舗での事務手続きや支払い手続きが大きく削減できるクラウドサービスだ。店舗側では、月謝の引き落としや未払い徴収に関するオペレーションも自動化され、スタッフ業務の大幅省力化を図ることができる。

<サービス実績>

2019年3月にサービスをローンチし、2022年2月時点で1,100以上の店舗・施設が導入。特に昨今の新型コロナウイルスの流行で、店舗は人との接触を削減する必要があり、導入件数は前年比10倍以上のペースで増えているという。

新型コロナ禍に伴う閉店を含めても解約率(チャーンレート)が0.5%未満と低い状態で推移。毎月の決済金額は10億円を突破し、ウェルネス産業におけるキャッシュレス化やアフターデジタル(OMO化)を急速に推し進めている。


デジタルを前提としたリアル店舗のための次世代ERPへ

ビジネスを成功に導き、ウェルネス業界をさらに発展させていくために、hacomonoはリアル店舗・サービス業における「次世代ERP」を目指していく。

■オンライン/オフラインでのウェルネス体験の向上

IoT化やUI/UXの改善による、デジタルでのユーザー体験向上に加えて、あらゆる業務がデジタル化されることで、よりユーザーに向き合う時間の確保、データに基づく一人ひとりに最適なサービスといった、インストラクターのパフォーマンスも向上させる。

■ウェルネス産業従事者の地位を向上

フィットネス×DXで仕事の質を高め、仕組みやファンとの関係性、求められる職能をアップデート(例えば、データサイエンティスト兼トレーナーといった新しいポジション創出の可能性も)。システムから業界全体の活性化を促していく。

■あらゆる層の運動習慣を増やすことで、労働人口問題に貢献

自分らしく健康に過ごす人が増えることで、働くシニア層や女性のさらなる社会進出を後押しする。


社外取締役の招聘について

2022年3月1日から、hacomonoの更なる事業成長、コンプライアンス強化に向けて、 前田 紘典氏(ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー)、村上 誠典氏(シニフィアン株式会社 共同代表 兼 THE FUND共同運営者)の2名を社外取締役に招聘したという。

引受先からのコメント

■シニフィアン株式会社 共同代表 兼 THE FUND共同運営者 村上 誠典氏(リード投資家)

『hacomonoは主要なピッチコンテストで上位入賞経験がありません。一見するとその全体的な社会的価値を見逃しそうになる会社かもしれません。hacomonoが今目指しているのは完全なvertical SaaSと言えると思います。特定の機能を特定の業界に提供するにとどまるスタートアップも数多くあるでしょう。hacomonoはアセットを活用したサービス企業のDX全体を担う黒子企業です。顧客企業と明確に棲み分けたパートナーシップを構築し、双方win-winな形で企業価値と社会的価値の向上を目指しています。

この戦略的アライメントと、コロナで高まるリアルな体験価値の向上がhacomonoの活躍の幅を広げ、成長のエンジンとなっていくと期待しています。このユニークな事業機会を、テクノロジーとプロダクトに精通した蓮田社長のリーダーシップのもと、広がる事業領域に応じた優秀な人材が参画していくことで、日本を代表するSaaS企業の1社になれると思います。組織基盤と経営基盤の拡充を早期に実現するお手伝いをしながら、ポストIPOでも成長できる社会インフラ企業への発展に貢献できれば幸いです。』

■Coral Capital Founding Partner & CEO James Riney氏

『hacomonoは、その存在に気づいている人が、ほとんどいなかった日本のユニコーン候補の1社ではないかと思います。創業者の蓮田さんは、素晴らしいプロダクトとビジネスを構築することだけにフォーカスして、これまで目立つようなことをして来なかったのです。日本の大手フィットネスチェーンがhacomonoを導入済みであることを考えると、同社はウェルネス分野のデジタル変革において、すでに誰もが認めるリーダー企業となっています。しかし、日本のウェルネス業界にはデジタル化に遅れをとっているところが多く、まだまだ成長の余地があります。hacomonoのチームと一緒に、この業界のデファクトスタンダードとなるSaaSソリューションを構築していけることを、とても嬉しく思います。』

■ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー 前田ヒロ氏

『まだプロダクトをリリースして間もない、シード期からご一緒させていただいているhacomono。初回の投資をさせていただいてから約1年6ヶ月の間、急激に成長し進化していく姿を組織、事業の両面で目の当たりにしてきました。お客様のことを深く理解し、お客様の伴走者として共に走り続けるhacomonoは、プロダクトの提供価値を高める機能拡充や改善のリリースを早いサイクルで生み出し続けています。その結果、お客様から非常に高い満足度と絶大な信頼を得ています。

また、「ウィズ・カスタマー」のバリューが会社全体に浸透していて、長期的にお客様を成功させることに重点をおいた行動や施策が実行できています。このバリューこそが、今のhacomonoの成長の大きな柱となっていると感じています。事業の成長に伴い組織としてのアウトプットとその質もどんどん上がるなか、会社の激しい変化にもチーム一体となって適応し学習し続け、助け合いの気持ちの強いカルチャーが根付いている素晴らしいチームです。現状に満足することなく進化を続けるチームと経営陣、そして今回のラウンドでご一緒するシニフィアン、Coral Capitalのみなさまと一緒に、さらに素晴らしい会社を築くことができると強く信じています。さらなる高みを共に目指していきます。』

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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