SPACER × イオンモール | 『イオンモール浜松志都呂』にスマートコインロッカーを設置
株式会社SPACER(スペースアール)は、2021年5月14日(金)、『イオンモール浜松志都呂』に、SPACERの提供する“スマートコインロッカー”を設置し、コインロッカーの需要を満たすとともに、新たなサービス連携を模索開始したことを発表した。
本設置は、商業施設内のコインロッカーと、その周辺領域のDXを目指すものだという。「コインロッカーも、このご時世、最新のデジタル化、抗菌対応して欲しい」「家族間など荷物の受け渡しで待ち合わせしている時間に、どこかに預けておいて次の場所を見に行きたい」「現場に来たら預けたいときに限って空いていないので事前予約したい」という課題を解決するため実現した。
今後、SPACERの機能として、2021年5月末に他社サービスアプリからの開け閉めができるAPIを公開する予定で、必要な場所にはスマートロッカーをタッチパネルでも開けられるテスト等を進める計画だという。
株式会社SPACERについて
SPACER は、「送る、受け取る、予約する」をコンセプトに、スマートロッカーを販売・運営するスタートアップだ。SPACER(スペースアール)というブランドで、スマート化したコインロッカーを安価に提供している。
2018年、予約、キャッシュレス決済、鍵の受け渡しなど全てのサービスがスマートフォンで完結する、次世代型コインロッカーを開発しローンチした。東京都創業・成長支援プログラムに採択され、従来型の荷物一時預かりロッカーの領域を超えて、トリガーロッカー(※1)としてのコンプラ イアンス管理、人手不足、ラストワンマイル問題の解決と With コロナ時代における非接触・非対面での商品受け渡しにより、空間と時間のサービスを提案している。
※1: 人の行動やロッカーの開閉等の特定条件をトリガーとし、鍵を自動でスマホ送信し開閉を管理できるロッカー。
スマートコインロッカー「SPACER」の特長
特長は以下の通りだ。
(1) スマホで完結
スマホアプリでフルコントロールできるため物理鍵は不要。鍵の複製の危険性や、紛失の心配がない。
(2)予約が可能
ロッカーの使用状況をリアルタイムで把握でき、空き状況に応じて予約ができる。
(3)鍵の受け渡しが可能
鍵はURLで発行され、スマホ上で送受信ができるため、買い物代行、フリマアプリの個人間受渡、物流の発着点にして発送ロッカーにすることもできる。鍵URLは一度使用されると無効になる。コロナ禍に非対面受け渡しが可能となる。
(4)オープンロッカー
コインロッカー以外にも、例えば宅配型のロッカー等、様々な用途限定ロッカーが存在するが、SPACERは利用者のスマホを介して疑似的にオンライン化することでセキュリティを保ちながらオープン性を担保し、コインロッカーでもありトランクルームでもあり、ECの受け渡しも可能なロッカーでもあり、例えばクイズに答えられたら開くトリガーロッカーにもなるオープンロッカーだ。
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