JR東海 × Plug and Play Japan | エコシステム・パートナーシップ契約を締結、モビリティ領域のオープンイノベーションを推進
Plug and Play Japan株式会社は、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)とエコシステム・パートナーシップ契約を締結したと発表した。今後、Mobility領域を中心にオープンイノベーションに向けた取り組みを推進していくという。
パートナーシップ契約の背景
Plug and Play Japanのエコシステム・パートナーとして参画するJR東海は、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」を企業理念に掲げ、鉄道産業のリーディングカンパニーとして長きにわたり国内インフラの構築・発展を支えてきた。
リニア中央新幹線など鉄道事業における新たな挑戦に加え、2020年7月にはイノベーション推進室を新設し、技術領域を広げ、鉄道システムの革新や新たな価値を創造することを目的としたイノベーションの推進に着手した。
Plug and Play Japanは、同社が強みとしている豊富なグローバルネットワークに加え、大手企業とスタートアップのマッチング支援やワークショップなど、企業パートナーとスタートアップのニーズに合わせた幅広いプログラムの提供を通して、JR東海と国内外スタートアップの共創を支援していく考えだという。
代表者コメント
■東海旅客鉄道株式会社 執行役員 総合技術本部副本部長・技術開発部長 岡嶋達也氏
『この度、Plug and Play Japanとのパートナーシップ契約を締結できたことを大変喜ばしく思います。当社は、東京~名古屋~大阪という日本の大動脈の新幹線輸送を中心に事業展開をしてまいりました。今後新たな取り組みを進めるにあたっては、新しい知恵を全世界から幅広く集積させていくことが重要と考えております。Plug and Play Japanにはそのきっかけを与えていただくと共に、それと我々のこれまでのノウハウを組み合わせることによって、この取り組みを加速することができると確信しています。』
Plug and Play Japanのアクセラレータープログラムについて
このプログラムは、Plug and Play Japanの企業パートナーと国内外のスタートアップ企業を結び、9つの分野(IoT、Fintech、Insurtech、Mobility、Brand & Retail、Health、Smart Cities、New Materials、Energy)において新たなイノベーションを創出することを目的としている。
本プログラムを通し、企業パートナーは自社のイノベーションを加速させるような国内外スタートアップとのマッチングが可能になり、スタートアップは幅広く大手企業との連携機会を得られる。プログラムの締めくくりには成果を発表する「Summit」を開催。国内だけでは得られないようなイノベーションに関する最新情報を取得できるほか、業界の垣根を超えた交流が生まれる場となっている。
Plug and Play Japanについて
Plug and Play Japanは、世界トップレベルのアクセラレーター/ベンチャーキャピタルであるPlug and Playの日本拠点として2017年に設立。現在では40社以上におよぶ各業界のリーディングカンパニーがパートナーとして参画している。
同社は「コンソーシアム型プログラムの提供」「グローバルレベルのアクセラレータープログラムの提供」、そして「ベンチャーキャピタル投資によるスタートアップ支援」を強みとしており、革新的な技術やアイデアを持ち合わせるスタートアップと大手企業との共創を支援することで、イノベーションプラットフォームの構築を目指している。
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