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グルメSNS「シンクロライフ」×川崎フロンターレ | スタジアムの飲食店のモバイルオーダー実証実験を開始

グルメSNS「シンクロライフ」×川崎フロンターレ | スタジアムの飲食店のモバイルオーダー実証実験を開始

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グルメSNS「シンクロライフ」を展開する株式会社GINKAN(ギンカン)と株式会社川崎フロンターレは、スタジアム内の飲食店におけるモバイルオーダーの実証実験を3月10日(水)に実施したと発表した。シンクロライフのモバイルオーダーが、Jリーグのクラブチームに導入されるのは今回が初となる。

実証実験を行った経緯

サッカー観戦における飲食物の購入は、購入タイミングが「試合前」か「ハーフタイム」に集中するため、待ち時間が30分を超える行列ができたり、購入できない人が出てしまうことが課題だった。加えて、新型コロナウイルス感染対策のため、行列による密を回避するという新たな課題も生じている。

▼ハーフタイムのスタジアム内の飲食店


そこで、シンクロライフのモバイルオーダー機能を活用することにしたという。これを使えば、ユーザーは予めメニュー選択と決済が可能となり、行列に並ばずに商品を受け取ることができる。また、飲食店もレジ作業に割く時間を削減できるため、より多くの人へ商品提供ができるようになり、販売の機会損失を防ぐことが可能になる。さらに、非接触のキャッシュレス決済ができるため、購入者、販売者双方のウイルス感染対策となり、安全も守ることができる。

▼シンクロライフモバイルオーダーのUI


サッカースタジアムが抱えている課題の解決となり、ユーザーにとっても、飲食店にとってもメリットが非常に大きいため、今回の実証実験の実施に至ったとのことだ。

<実証実験の概要>

■時間:3月10日(水)17:00〜

■場所:徳島ヴォルティス戦会場 等々力陸上競技場 場内グッズ売店概要:シンクロライフアプリを川崎フロンターレモードにし、モバイルオーダー画面にて注文と決済を実行。店舗でスマホ画面を提示し商品を受け取る。

今後の展開

本実験を経て、2021年4月以降よりスタジアム内のモバイルオーダーを、一般のユーザーに向けて広く実用化することを予定しているという。また今後は、飲食店支援プロジェクトとして地元川崎の飲食店への、試合後フロンターレのサポーターを送客する機能も実装予定だ。

シンクロライフは、スタジアム内のDXのみならず、サッカークラブチームの地元密着や、地域の飲食店の活性化、また、サポーターのさらに楽しいクラブチーム応援に貢献できるよう、本プロジェクトを推進していく考えだという。

なお本実証実験は、GINKANが川崎フロンターレと共に提案し、神奈川県の「ビジネス・アクセラレーター・かながわ」に採択されて実現したものだという。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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