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オンライン型メンタルヘルスサービス「マイシェルパ」の株式会社313、資金調達を行いサービス提供を開始

オンライン型メンタルヘルスサービス「マイシェルパ」の株式会社313、資金調達を行いサービス提供を開始

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個人、法人向けにメンタルヘルスサービスを提供する株式会社313は、W venturesとEast Venturesらから、シードラウンド資金調達を実施し、オンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」の提供を開始した。

「マイシェルパ」の特徴

「マイシェルパ」は、精神医学・心理学の膨大な知見を基盤とし、確かな経験を持つ医師の監督のもと、こころの悩みを持つすべての人たちに信頼できるカウンセリングを届けるプラットフォームだ。現代社会は、多くの人たちが何かしら悩みを抱えて生きている。そんな声なき声にこたえ、悩みを抱える人たちに寄り添い、適切な道標になること。それが「マイシェルパ」の使命だという。強い使命感を持つプロフェッショナルが一丸となり、心と科学をつなぐカウンセリングを提供する考えだという。

■ポイント1/精神科専門医が運営

「マイシェルパ」を提供する株式会社313は、医療博士・精神科専門医が運営している。実際のカウンセリングも、臨床心理士や公認心理師などプロフェッショナルが対応する。

■ポイント2/オンラインで完結

「マイシェルパ」は、オンラインのカウンセリングサービス。予約からカウンセリングまですべてオンラインで完結するため、好きな時に好きな場所でカウンセリングを受けることができる。

■ポイント3/明瞭価格で安心

カウンセリング1回(50分)あたりの料金は、6600円(税込)。追加で費用が発生することはなく、明瞭な価格設定となっている。


マイシェルパ事業開始の背景

■潜在的ニーズは国民の10.5%、1300万人に達する

有病率から、何らかの精神疾患ないしメンタルヘルス不調を抱えている潜在的な人数を試算すると、日本では1386万人に上る(※1)。しかし、実際の通院者数は約350万人にとどまっている。その背景としては、既存のメンタルクリニックの予約が常に困難なことや、メンタルクリニックを受診することへの心理的ハードルの高さが考えられる。

※1: 「アメリカ精神医学界データ」より株式会社313が試算

■精神疾患による社会的な損失は大きい

日本の寿命・健康ロスの10%は、精神疾患(認知症を除く)によるものだとされている。10代〜30代で見ると、自殺が死因のトップとなっており、社会的な損失が大きいことが問題視されている(※2)。

※2: 「厚生労働省:第7表 死亡数・死亡率(人口10万人対)、性・年齢(5歳階級)・死因順位別 平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」より


こうした課題を解決するため、「マイシェルパ」事業を開始したという。

出資者からのコメント

■W ventures 新 和氏 (代表パートナー)

「メンタルヘルスに不調を抱える方は年々増加して大きな社会課題として認識されているものの、精神科医のリソースが逼迫している上に医療費としてもこれ以上増やせず、十分なケアが行き届いているとは言い難い状況にあります。精神科医及びメンタルクリニック経営者として、長年その課題と向き合ってきた松本さんが覚悟を持って立ち上げたマイシェルパが、現代社会を生きる多くの方の心の拠り所として無くてはならない存在になれるよう、成長の支援をしてまいります。」

■East Ventures 金子 剛士氏 (パートナー)

「昨今の社会情勢やメンタルクリニックの状況から、精神科医の方々、受診する患者さん双方にとって今後必須になっていくサービスだと思い出資させていただきました。代表の松本さんはW venturesの新さんと高校の同級生だそうで、お二人の関係性も素敵だなと思っております。マイシェルパの成長に少しでも貢献できるよう頑張ります!」

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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  • 新田裕亮

    新田裕亮

    • 株式会社スタート
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