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GATARI×神奈川県政策局未来創生課×長谷寺 | Withコロナの未来の観光体験を見据えた実証事業を協働で実施

GATARI×神奈川県政策局未来創生課×長谷寺 | Withコロナの未来の観光体験を見据えた実証事業を協働で実施

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 株式会社GATARIは、2021年1月22日(金)から25日(月)に、世界初のMixed Reality(※)音声ARプラットフォーム・iOSアプリケーション『Auris(オーリス)』の実証事業を、神奈川県政策局未来創生課の協力のもと、長谷寺で実施する。

最先端のAR技術を用いて開発された『Auris』は、既存の設備に一切の施工を必要とせず、新しいコンテンツを空間に配置することができる。コロナ禍で観光産業が大きな打撃を受ける中でも活用可能な、非接触で直感的な“未来の音声ガイド”を、『Auris』が長谷寺境内で実現する。

※Mixed Reality……複合現実。リアル空間とデジタル空間を融合し、現実と仮想的な物事がリアルタイムで影響し合う新たな空間を構築する技術全般のこと。

事業概要

株式会社GATARI × 神奈川県政策局未来創生課 × 長谷寺 

実証事業:未来の没入型音声ガイド"Auris”体験 

実施日時:2021年1月22日(金)〜25日(月)、小雨決行 

受付時間:9:00/10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00 ※初日のみ、13:00から 

各回定員:6名(当日受付のみ、先着順) 

体験時間:30分程度 

対象年齢:中学生以上 

参加費:無料(長谷寺拝観料は有料) 

主催:株式会社GATARI 

協力:神奈川県、鎌倉長谷寺

会場:長谷寺[神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2] 

※新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、内容が変更・中止になる場合がある。最新情報はGATARI公式HPで確認。

※発熱や呼吸器症状がある人、その他体調の優れない人は、来場不可。 

※来場の際は、事前の検温及びマスク着用の協力が必要。 

※個人情報は厳重に管理し、同事業の運営および案内のみに使用される。

"未来の音声ガイド"がもたらすもの

 

▲乃村工藝社本社オフィスに置かれた『Auris』コンテンツ起動時の画面イメージ

2020年9月にプロトタイプ版がリリースされた『Auris』では、現実世界へ物理的な干渉を一切せずに空間の価値を高めることができるため、文化財となっている施設での利用が期待されている。今回のプロジェクトでは、鎌倉の西方極楽浄土、花の寺として古くから親しまれてきた鎌倉長谷寺を舞台に、さまざまな音の形で空間が彩られた今までにない音声体験が可能になっている。

聴覚が呼び起こす想像力

参加モニターには、オーディオサングラスであるBose FramesとiPhone12proを貸し出し、目や耳を完全に覆うことなく、境内を散策している中で、7ヶ所(予定)に配置された音声に遭遇するという、自然でありながらどこかゲームの主人公になったような体験を用意している。現実空間で鳴っているサウンドスケープ(音の風景)や見えている情報をふさぐことなく、その上に『Auris』という音のレイヤーを重ねることで、現実世界をさらに際立たせるだけでなく、長谷寺の観音像の解説や鐘の音などを聴覚体験の中で前景化させるとともに、イマジネーティブな体験を提供する。

『Auris』の展開とその先へ

 

▲参考:2020年9月に鹿島建設・HANEDA INNOVATION CITYのオープニングイベント『浮世絵 THE WORLD』で実施した、『Auris』を採用した『HICity ARアプリ』体験の様子。

同プログラムは、 神奈川県政策局未来創生課の協力のもと、「Withコロナ時代における未来アイデア」実証事業として実施される。2020年に世界中で新型コロナウイルスが流行し、その収束の先行きも見えない中で、人間は新しい価値の創造や社会的課題の解決を求められている。『Auris』は音声ARプラットフォームとして、観光地・博物館・美術館・商業施設・ホテル・アミューズメントパークなど、さまざまな施設への導入や、コンテンツとのコラボレーションを視野に入れ、非接触でありながら充実した情報提供を行えるインタラクティブな体験をつくっていきたいと考えているという。

『Auris』について

『Auris』は2020年9月に株式会社GATARIが世界初のMixed Reality音声ARプラットフォームとしてパートナー向けにプロトタイプ版を提供開始したiOSアプリケーション(iOS11以降、iPhone6s以降に対応)。サービス名は、ラテン語の「耳」という単語に由来し、「インターネット技術によって人の耳の能力を拡張し、聴覚の持つ新しい可能性を切り開いていく」という意味が込められている。近年、さらなるスマートシティ化や、Society5.0に向けた動きが加速する中、新型コロナウイルスの流行も相まって、非接触でありながら属人化されたデータの取り扱いが急がれている。また、音響技術やXR技術の分野では、視覚のARグラスに先行し、イヤホンやヘッドホンなどのウェアラブルデバイスが続々と登場、普及し始めている。GATARIは、こうした背景を受けて、臨場感のある立体音響による表現とGPSに依存しない位置測位技術、そしてスマートフォンとイヤホンという身近なデバイスを用いて、屋内外を問わず、設備に一切干渉しない、それでいて没入感の高い体験の提供を実現した。既存施設では、鹿島建設と協働したHANEDA INNOVATION CITYの「HICity AR」アプリに採用されている。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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